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放課後のワクワク(2004年1月号)
子供の頃、放課後が待ち遠しくてしかたなかった。それはもちろん遊びの時間だからだ。そんな一番楽しいはずの時間に家の手伝いをするなんて... |
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清楚は健在か?(2003年12月号)
白いアオザイを着た女学生。ノンをかぶり、上着の裾をちょいとつまんで自転車に乗るその姿は、それはそれは美しいもの。まかり間違っても... |
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真っ赤なおばさん(2003年11月号)
よくカメラをぶら下げて歩いている。そうやっているだけで「撮ってくれよ!」と獲物が引っかかってくるからだ。さりげないベトナム人達の笑顔も... |
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汚いものが美しい(2003年10月号)
汚いものや古くさいものが絵になる。そう考えてしまうのは写真家としての習性だと思う。発展めざましいサイゴンの街。今、追いやられ消えようと... |
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太陽とのつきあい方(2003年9月号)
青く晴れ渡った空と美しい砂浜。泳いだり昼寝をするには最適な条件が目の前にそろっている。しかし、ビーチには人っ子一人いない。ただ、強い太陽の... |
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雨が降っても時間厳守(2003年8月号)
青い空と海に白い砂浜が自慢のはずのアナマンダラリゾート。が、時折強さを増す雨あしに、リゾート気分はどこへやら。手持ちぶさたな私は望遠レンズで... |
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年季の入った足の裏(2003年7月号)
いつでもTシャツとサンダルでいられる身軽さ。それも暑い東南アジアの魅力の一つと思う。ベトナムでの私はいつもそんな格好。しかし、撮影のため... |
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笑顔の裏の裏(2003年6月号)
子供は、最も絵になる被写体の定番ではなかろうか。もちろん若い女性もすばらしい被写体であることに異存はないが、今回語らせてもらうのは... |
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少し長めのコーヒーブレイク(2003年5月号)
目の前にあるのにまだ飲めないもどかしさ。それは、アルミのフィルターごと出される、ベトナムスタイルのコーヒーのこと。ぽたりぽたりと... |
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正装の世界遺産(2003年4月号)
ホイアンはテトの初日を静かに終えようとしていた。日はすでに落ち、あたりには夕闇が迫り、中国寺院の提灯がほのかに灯る... |
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視線の先に見えるものは(2003年3月号)
ホイアンの川べりにあるカフェでうだうだとお茶をしてる私の前を、行ったり来たりする少年がいる。彼は中部の名物麺ミークアン屋の出前... |
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においがあってこそ(2003年2月号)
においのしないベトナムは嘘だと思う。女性誌で紹介されているベトナムを見ると無味乾燥で無臭なイメージを感じてしまう。でも、それではこの国は... |
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ハノイはお好き?(2003年1月号)
四季があるといえば聞こえはいいが、ハノイの気候は地獄のようだ。だから、ベトナムに住むことを決めた私に、ハノイという選択肢は初めからなかった... |