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琉球藍。類まれなる染めの至宝。
中国からベトナム、日本へ


各家庭で栽培されている琉球藍。丸みをおびた少し厚手の葉には、藍の色素がたっぷりと詰まっている。

タイ族の藍染名人ウットさん。彼女の家の軒先には、山から下りてきた清水が湧き出している。「藍染めに重要なのは、藍の葉、気候、良質の水、そして人」と彼女は笑って話してくれた。

 藍染めの深い青色は、藍の葉から作られる。サパの藍染めは8月からが最盛期。大きく成長した藍の葉に、十分に藍の色素が溜まる頃合いを見計らって刈り取るためだ。一口に藍といっても様々な種類があるが、日本でよく使われる藍は、タデ藍と呼ばれるタデ科の植物。一方、黒モン族が栽培する藍は、「琉球藍」と呼ばれるもの。キツネノマゴ科の植物で、日本では沖縄地方で栽培され、世界で最も美しいと言われる琉球絣の藍色や紅型(びんがた)は、この琉球藍から生み出される。

 琉球藍から染料を精製するのは難しい。タデ藍の葉を発酵させて色素を含んだ葉自体を染料とする、日本で一般的な「すくも法」ではなく、葉から色素を水に取り出し沈殿させ、色素が詰まった泥藍を作る「沈殿法」が使われる。その色合いは他の藍に比べ深みがあり、それでいて透明感に溢れ、鮮やか。精製される泥藍は、天然染料の中で最高峰のものとして呼び名も高い。

 そんな世界に誇る琉球藍だが、原産地は中国南部からインドシナ半島にかけて。黒モン族は、今から約300年前に中国の雲南省付近からやってきたと言われているが、今もなお藍の衣に身を包む彼らの姿を見ていると、日本に伝わる藍染めは、彼らと故郷を同じくするのかもしれない。そんなことをふと感じさせられる。

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(2005年7月7日 木曜日 9:34JST更新)

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