2023.08.19
• 北部・てくてく近辺調査隊 •路地に多くの史跡が残る
ドイカン(Doi Can)通り


古木の並ぶ通り ドイ・カン(1881~1918年)は本名チン・ヴァン・ダット(Trinh Van Dat)で、仏領政府の兵士だったが、ターイグエン(Thai Nguyen)刑務所に収容中だったベトナム光復会のルオン・ゴック・クエン(Luong Ngoc Quyen)に協力。1917年8月30日に「タイグエン監獄蜂起」を指揮した。1918年1月11日に仏領軍に追い詰められて銃で自殺した。
ドイカン通りは1901年頃に形成され、当時は競馬場に通じたことからクアングア(Quan Ngua=競馬場)通りと呼ばれた。ベトナムでは珍しく道路の右に奇数、左に偶数の番地が並ぶ。ヴァンフック亭(Dinh Van Phuc)など、多くの歴史的建造物がある。

Hoi Quan 「水牛肉の塩焼き/Trau Nuong Muoi」(18万5000VND)が看板メニューの水牛料理専門店

Cong Vi Market リエウザイ(Lieu Giai)通りとの交差点にある市場で、食品や生活用品などが手頃な価格で購入できる

Super Hotel Candle 自然な雰囲気で日本的な空間の4つ星ホテル。キッチン付きサービスアパートやレストラン&バーなども完備

Chua Bat Thap 木々が生い茂る広々とした寺院。お椀(=バット/Bat)型の塔(=タップ/Thap)があるため、この名がついた

Bao Tang Chien Thang B-52 1972年に米軍爆撃機B-52による攻撃を粉砕した「空のディエンビエンフー」(クリスマス爆撃)について展示

Dinh Van Phuc 194番地の路地にある、11世紀に建てられた廟。ハノイ西部の守護神リン・ラン(Linh Lang)を祀る