【ハノイ・気になる街角あの通りてくてく近辺調査隊】
「中央省庁や政府省庁が集まる」
クアンチュン
（Quang Trung）通り

首都ハノイの中心部公館や観光名所が集まる

クアン・チュン（Quang Trung／光中、1753～1792年）は、タイソン（Tay Son／西山）朝の皇帝で、本名はグエン・フエ（Nguyen Hue／阮惠）。国の独立に大きく貢献した国民的英雄で、ハノイに限らず全国のいたる場所でその名が道路や学校につけられている。　　この道には国際交流基金、ラオス大使館、オーストリア大使館など多くの公館や省庁が集まる。ハノイの中心部にあり、ホアンキエム湖やトンニャット（Thong Nhat／統一）公園、ホアロー（Hoa Lo）刑務所など名所に隣接していることから、飲食店やショップ、ギャラリーなどが充実したにぎやかな通りだ。

1_ラオス大使館 Embassy of the Lao PDR	2_ベトナムシルクハウス VietNam Silk House

ラオスらしいデザインが目を引く建物で、ベトナムとラオスの友好関係を築く場所	ベトナム国内の様々なブランドのシルク製品を取り扱っており、海外にも輸出している

3_キムドン出版社 Nha Xuat Ban Kim Dong	4_ロンゴンフォーコー Long Ngon Pho Co

1956年6月ハノイに設立されたベトナムの児童文学専門の出版社	「モツ鍋／Lau Long」や「血のプリン／Tiet Canh」など多様な豚モツ料理が人気の有名店

5_チャンフンダオ街区人民委員会 UBND Phuong Tran Hung Dao	6_国際交流基金 The Japan Foundation

チャンフンダオ街区の住民向けに各種手続きを行うほか、政策の普及をになう人民委員会の庁舎	2008年の設立以来、文化芸術交流、日本語教育、日本研究・知的交流における活動を展開