【ハノイ・気になる街角あの通りてくてく近辺調査隊】
高層ビルが連立し、近代的な街並み
カウザイ
（Cau Giay）通り

再開発が進み、注目を浴びる区域都市鉄道が開通すればより便利に

カウザイ通りのカウ（Cau）は「橋」、ザイ（Giay）は「紙」という意味がある。同通りにはト―リック（To Lich）川を渡る橋と、近隣に13世紀から続く紙の生産地として知られるトゥオンイエンクイェット（Thuong Yen Quyet）村があったことから、紙の橋（Cau Giay）と呼ばれるようになった。　2020年3月現在、同通りの上を走るハノイ都市鉄道3号線の高架が建設中だ。新設される駅周辺を中心に、高層ビルが完成しているのが目立つ。日常的に利用したいスーパーマーケットなどはショッピングモール内に集まっている。通り全体で見るとアパレルショップが多く、買い物好きは楽しめそうだ。

1_チュアハ駅（建設中） Ga Chua Ha	2_ディスカバリーコンプレックス Discovery Complex

2023年に開通予定のハノイ都市鉄道3号線の駅。東方面はカウザイ駅、キムマー（Kim Ma）駅を経由してハノイ駅に向かう	同通りのシンボル的なタワー。日本風カフェ「日本亭」や日本の輸入品を取り扱う「ケインショク×業務スーパー」などもある

3_バンブーエアウェイズタワー Bamboo Airways Tower	4_カウザイセンターポイント Cau Giay Centerpoint

ディスカバリーコンプレックスの向かいにある高層タワー。ショッピングセンター、オフィス、アパートメントで構成されている	ショッピングモールとアパートメントが併設されたタワー。裏にはカウザイホテルが建っている

5_アパレルショップ	6_ト―リック川 Song To Lich

カウザイセンターポイント周辺からト―リック川に向けて、男性向け、女性向けのアパレルショップが多数並ぶ	市内を縦に通る川。汚染がひどく悪臭もするが、近年は日本の水処理技術で水質の改善が進んでいる