ベトナムの市場にはお楽しみがいっぱい。街中には5つの市場があり、行きやすいのは中心部にある「第1中央市場(Cho Trung Tam 1)」。旧ムオンタイン橋(Cau Muong Thanh Cu)近くの「ニョー市場(Cho Nho)」もお薦めだ。市場周辺の道には少数民族の人々が野菜などを並べ、趣きがある。
■特産品いろいろ
(左)バイントーカム(Banh Tho Cam)。寒餅に似ていて、揚げて食べる(右)胆石に効果があるというマットガウトゥオイの木(Cay Mat Gau Tuoi)の枝
ディエンビエンフーは良質の餅米の産地として有名。竹の子などの山の幸も豊富だが、お薦めは豆腐。少し硬めだが、大豆の味が濃厚で、ローカルの食堂なら、市場で購入したそれらの食材を持ち込んでも料理してくれる。また、山岳少数民族の伝統医療に基づく薬草酒なども人気だ。
【写真】左より ・ガチョウの卵。1個3万ドン(約200円) ・ミエンゾン(Mien Dong)。とてもコシのある灰色のベトナム春雨 ・名産の竹の子は、シーズン外でも干し竹の子として市場に山積み ・沖縄の「島豆腐」に似ている
■イモ虫酒
(左)見た目はグロテスクだが…(右)レモングラスの茎に寄生
第1中央市場のまわりをぐるりと取り囲む「薬屋」。漢方薬も扱っているが、メインは少数民族の民間療法で使われる薬。なかでもサウチット(Sau Chit)と呼ばれるイモ虫をつけた「イモ虫酒/12万ドン(約800円)/1.5リットル」は精力剤として人気がある。関節の痛みに効くという人も。
■ホアンコンチャット祠 Den Hoang Cong Chat
街から南へ約6kmのところに、17世紀創建の古祠がある。残念ながら本殿は近年の再建だが、巨大な御神木は一見の価値あり。拝観無料だが、線香(2000ドン/約10円〜)を購入して入る人がほとんど。祠へ向かう道沿いには黒ターイ族の村が点在しており、横道に入るのも楽しい。
住所:Noong Het Commune, Dien Bien Province 電話:なし 拝観時間:7:30〜11:30 / 13:00〜18:00(無休)
■市場で買うお土産
(左)テーブルクロスにもなる黒ターイ族の女性の頭巾(右)竹で編んだ餅米用のおひつ。小物入れに
ディエンビエンフー土産というと、外国人には少数民族の伝統衣装に関するものが人気。市場でも、色彩豊かな刺繍が施された頭巾やスカート、布バッグなどが目立つ。ちなみに、ベトナム人に人気のお土産は、餅米やイモ虫酒だとか。
■夜の新名所!?
夜になると、メインストリート(7/5通り)の街頭が、色とりどりの光に包まれる。しかも刻々と色を変え、色の組み合わせもなかなかキッチュ。ある意味おしゃれ!?
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スケッチトラベルで行く! 戦跡巡りの旅 ディエンビエンフー1泊2日 戦跡巡りと少数民族に出会う旅 ディエンビエンフー 2泊3日
(2008年4月号 | 2008年4月16日 水曜日 11:02 JST更新)
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