ニャチャン。魚ことはじめ。
Travel Info
気候

　ベトナム中部にあるニャチャンでは、乾季はホーチミン市とほぼ逆の、2月から9月頃にかけて。海の波も穏やかで、旅行シーズンとしても絶好のビーチリゾートの季節となる。これは漁師にとっても同様で、海が荒れないこの季節は漁にうってつけ。市場やレストランなどに、新鮮なシーフードがたくさん並び、その旨さはひとしおだ。逆に雨季の10月からは時折り台風が訪れることもあるので、旅行の際は十分にご注意を。

とことん魚、ディープな見どころ

　魚介が揃うニャチャンの町。今回ご紹介した以外にも、魚を見るならぜひ訪れてみてほしい、ちょっと通な見所がここ。

＜市場＞
◎ダム市場(Cho Dam)
　 生鮮食品から洗剤まで、何でも揃うニャチャン最大の市場。魚売り場は市場の巨大な建物をぐるりと回った裏側にある。
◎ソムモイ市場(Cho Xom Moi)
　 町の中心部、住宅街にある市場。ダム市場よりも魚介類が多く扱われており、朝夕の時間帯には、歩くのも一苦労なほど、買い物客が詰め掛ける。

＜漁港＞
◎クーラオ港(Cang Ca Cu Lao)
　 カイ川が海へと注ぐ、河口にある港。市中心部からはチャンフー通りを北上し、橋を渡ってすぐの小道を左に入ったその奥にある。マグロやエイなど、加工向けのものが主の旧漁港。
◎ヴィンチュオン港(Cang Ca Vinh Truong)
　 市中心部から南へ下りったドンボー川沿いにある、現在ニャチャンで最も荷揚量の多い漁港。早朝3時頃から6時頃にかけてが一番の賑わい。荷揚げの風景を見たいなら、まだ空が白まぬうちに行くのがベスト。
◎ホンロー港
　 ドンボー川の南岸にただ今建設中の巨大漁港。まだ現在は荷揚げが開始されていないが、開港すればニャチャン最大の漁港になる予定。

＜新鮮な海の幸をホテルで＞
　ニャチャンの新リゾートホテルとして注目を集めるサンライズ・ビーチリゾート。その別館(現在ホテルの隣に建設中)に、日本食レストランが登場する。テーブル席のほか、鉄板焼きやバーラウンジコーナーも兼ね備えた大規模なもので、その店名は「花ぶさ」。オープンの日取り等はまだ未定だが、完成すれば、ホテルの豪華な雰囲気の中、新鮮なシーフードを使った和食を食べられるようになる。

　Sunrise Beach Resort Nha Trang
　住所：12 Tran Phu Blvd, Nha Trang
　電話：(058)820999
　Web ：www.sunrisenhatrang.com

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（2005年6月30日 木曜日 11:13JST更新）