無地の生地だけじゃもったいない！柄を選ぶ際のポイントは？

No.072 柄生地

ベトナムに滞在している皆さんは、お仕立てを利用される方も多いかと思います。その際に、「どんな柄が似合うかわからない」とか、「柄の合わせ方や使い方がわからない」、「なかなかお店で選びきれない」など、難易度が高いと感じて、結局無地で無難な物を買ってしまう、ということをよくお聞きします。

　鮮やかな色や、華やかな柄が映えるベトナムでは、無地だけではもったいないですね！　そこで、今回は似合う柄を選ぶポイントをお伝えします。
　ズバリ！　似合う柄は、身長や骨格よりも、「顔」が決め手になるんです。「顔」を基準に似合う柄を選びましょう。

それでは、具体的に「顔」で似合う柄を見つけるポイントを解説していきますね。

①顔のパーツ（特に目）の大きさ：小さい→小さい柄。大きい→大きい柄。

②顔のパーツの形：パーツに骨を感じる直線的な人→直線的な柄。パーツに丸みや肉感を感じられる曲線的な人→曲線的な柄。

③顔の輪郭：顔の重心が下にあり、丸顔→子どもっぽい柄（水玉、ギンガム、ボーダーなど）。面長で目と目の間隔が近い→大人っぽい柄（幾何学模様、アニマル柄、ペーズリーなど）。
　ぜひ、ベトナムにいる間に、似合う柄や色を選んで、お仕立ても楽しんでくださいね！

Information

田岡道子
Taoka Michiko

「スパイラルカラー／Spiral Color」代表。カラー歴28年、カラー診断数は1万人超のベテランカラーリスト。バンコク中心部の「スパイラルカラーサロン」でカラースタイリングやレッスンを行う。大手自動車会社での色彩調査や、スタイリストとしても活動中。文部科学省後援の色彩検定で海外初、4年連続の団体優秀賞受賞。

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