第26回 地元ホーチミン市で、 久しぶりの国際大会開催

第26回  地元ホーチミン市で、 久しぶりの国際大会開催
ヒクソン・グレイシー(Rickson Gracie)が得意としていたポジション。相手は動けないし逃げられないので、とても大変なことになります。
皆さん、こんにちは! 「オーバーリミットBJJサイゴン」ヘッドコーチ小谷尚孝です。

 2023年12月2日(土)、ほぼ毎週韓国の各地でブラジリアン柔術(BJJ)の大会を開催している団体「ストリート柔術/Street Jiu-Jitsu」が初のベトナム大会を興行。国内外から150名ほどの選手が集まった賑やかなイベントとなりました。

 我がオーバーリミットBJJサイゴンからも、キッズを含め10名ほどが試合に出場。ふだんの練習とは違った雰囲気の中でのガチンコ勝負で、火事場のクソ力を発揮して勝ったり、逆にガチガチに緊張して負けたり。悲喜こもごも、さまざまな人間模様でした。

 勝つことが柔術のすべてではありませんが、それにしたって負けるよりは勝つ方が嬉しいに決まってるし、負けて1ミリも悔しくないようであれば、その後の練習に身が入ることもありません。「勝てば自信になる。負ければモチベーションになる。どちらにしても経験になる」。私の先生から教わったポリシーです。

 ちなみに私自身は模範試合に出場。幸いにも勝利し、ホームの面目を保つことができました。

  2024年は、さらなる試合出場に向けて、チーム一同がんばる予定です。今からでも心から燃えるものを探したい、そこのアナタ! ブラジリアン柔術は、誰でも、何歳からでも、どんな人でも始められて、続けていれば勝手に強く楽しくなれます。「スケッチ見ました」で初回体験無料。見学も受付中です。

Information

小谷尚孝
こたに ひさのり

ブラジリアン柔術道場「オーバーリミットBJJ/OverLimit BJJ 」ベトナム支部長。三重県出身。ベトナム在住は26年突破。学生時代は一切、運動経験がないまま、ダイエットで始めた格闘技がライフワークに。クラス指導の傍ら、現役選手としても活躍中。
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