第22回 1~2ヶ月前からスタート 試合用の減量について①

第22回    1~2ヶ月前からスタート 試合用の減量について①
当時42歳でしたが、この頃だとまだ無理がきいたので、1ヶ月で5kgのペースでの減量でした。今? もっとのんびりペースです。
皆さん、こんにちは! 「オーバーリミットBJJサイゴン」ヘッドコーチ小谷尚孝です。

 BJJを練習すると、勝手に体重が落ちて「ダイエット」なんぞ超余裕という話は、散々このコラムでして参りましたが、今月は「試合用の減量」についてです。

 50歳を既にオーバーした私ですが、今でも3~4ヶ月に1度の割合で試合には出続けておりまして、その度に減量をする必要があります。
 基本的にBJJの階級というのは体重別で7kg刻みでわかれており、試合の出場登録をする際の「試合当日に2kgの道着の重さ込みで体重計に乗って、この階級で出場します」という自己申告を基に、試合に向けて体重を調整していくわけです。ちなみに、試合前の計量は試合直前に行われ、ほんの少しでもオーバーしてたら容赦なく失格です。

 当然、階級が上になればなるほど体が大きな対戦相手と戦わなければなりませんが、かといってあまり過酷な減量をしすぎると試合途中で筋肉が攣ったりスタミナが切れたりして戦えなくなってしまいます。

 普段の練習で適宜ダイエットをしつつ、試合の1~2ヶ月前くらいからゆっくりと3~4kgくらい落としていくのが、オーバー30の社会人ファイター。特に、飲み食いも仕事のうちである外地の駐在員が趣味で続ける格闘技の範疇では、無理がないような気がしています(来月に続きます)。「スケッチ見ました」で初回体験無料。見学も受付中です。

Information

小谷尚孝
こたに ひさのり

ブラジリアン柔術道場「オーバーリミットBJJ/OverLimit BJJ 」ベトナム支部長。三重県出身。ベトナム在住は26年突破。学生時代は一切、運動経験がないまま、ダイエットで始めた格闘技がライフワークに。クラス指導の傍ら、現役選手としても活躍中。
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