音楽とカラフルな色が溢れる/葉巻とラム酒の陽気な街

キューバの首都ハバナは1519年に新大陸へ進出したスペイン人によって築かれた街。旧市街には植民地時代に建てられたカラフルな建物が数多く残されており、世界遺産に登録されています。   独自の混合宗教サンテリア(スペイン語で「聖者の道」) の人々は、性別問わず全身真っ白なアイテムで統一されています。対照的に、一般的な服装はビビットでカラフルな色が目立ちます。   キューバ人とカラフルな色。日常生活では切っても切れない関係で、街のいたるところに1950年代のカラフルなクラッシックカーが走り、街並みは明るいパステル調の色彩が目を引く外壁が連なっていて、ラテン独特のムードを醸し出しています。   キューバを訪れる際はぜひ、周りに溶け込むカラフルな色の服を着ていただきたいです。ところかわれば色も変わる! 色使いが独特で、最初は驚くかもしれませんが、しばらくすると鮮やかな色の服を自然に着たくなりますよ(笑)。   カフェやレストランではラテン音楽のライブがあり、たくさんの人が楽しそうにラム酒を片手に気軽にダンスをしています。サルサダンス発祥の地だけあって、現地の人のリズム感と躍動感はスゴイ! の一言につきますね。   日常に戻れば真っ先に訪れたい国キューバをご紹介しました。間違いなく異文化体験ができますよ!
田岡 道子  Taoka Michiko カラースタイリスト、カラーデザイナー。DICカラー&デザイン社を経て独立。大学・専門学校等での講演、美容雑誌への寄稿多数。PPGタイランド社のオートバイ新色カラーショー、トヨタ自動車の色彩調査を担当。現在は世界各国を飛び回り活動中。著書に『COLOR OF LIFE 〜色を生活に取り入れよう〜』(税務経理協会)、『色で魅せる』(青月社)、『カラーコーディネーターになるには』(啓林書房)など。
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