メディカルトーク 失った歯を機能的かつ美しく取り戻す インプラント治療は、メーカー選びを慎重に

メディカルトーク

症例

60歳男性。日本で治療したインプラントの歯の部分が揺れてきたため来院。同じインプラントメーカーを当院で取り扱っていたため、スクリューを締め直して再度固定することができた。

インプラント治療は ベトナムでも急速に普及

インプラント治療は「人工歯根」と呼ばれ、チタン製のネジを顎の骨に埋め、数ヶ月後にネジの上に歯(クラウン)を装着して、歯の失った部分の噛み合わせを回復する治療です。   1965年からスウェーデンでスタートし、現在では世界的に認知され、ベトナムでもたくさんの歯科医院が治療を行っています。   世界的な普及に伴い、今や100社以上のインプラントメーカーが世界に存在しています。患者の口の状態に応じたものを医療者側が選べる選択肢が増えたのは喜ばしいのですが、その反面メーカーが多いことによる弊害もあります。どこも独自のシステム、プラットフォーム、パーツを採用しているため各々に互換性がありません。

治療を受ける際は 使用するメーカーに注意

マイナーなブランドのインプラントを用いて治療した場合、将来トラブルが起きたときに対応できる歯科医院が限られてしまうため、注意が必要です。   日本製のインプラントは世界的に流通量が少ないため、ベトナムでトラブルが起きると対応しにくい場合があります。日本で既に治療を受けた人は、予め使用したインプラントメーカーとシステムを把握しておきましょう。   ストローマン(Straumann)やノーベルバイオケア(Nobel Biocare)、オステム(Osstem)、デンツプライ(Dentsply)、バイオメット 3i(Biomet 3i)などのメジャーなメーカーを選ぶと、日本帰国後も対応できる歯科医院が多いと思います。
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