【ホーチミン市・シェフのとっておきグルメ】
モロッコ料理に魅了された
アメリカ人シェフが腕を振るう
「カサブランカレストラウンジ・アンド・バー／Casablanca Restolounge’n Bar」

味の決め手はスパイス 料理に合わせて配合を追求 3階をバーに改装し、2020年2月にリニューアルオープン。オーナーシェフのスティーブンさんは、14年前にモロッコ料理と出会い、その奥深さの虜になったという。 同店で最も人気のある1品が、「ロイヤルクスクス」。クスクスとは、小麦粉から作られる粒上のパスタの一種。スパイスが決め手となるため、ターメリックやコリアンダーなど19種類を配合して味を調整している。それぞれのスパイスが主張しすぎることなく、全体的にあっさりとした味わいだ。具材のメインとなるラム肉は、炒めた後に少量の水を加えて煮込んでいるため、しっとりと柔らかい。 日本人にとって、あまり馴染みはないが、鳩の肉を使った「鳩肉のパイ包み」も、モロッコ伝統料理の1つ。シナモンが効いているため、鳩肉の臭みはなく食べやすい。添えられたイチゴジャムと一緒に食べると、甘じょっぱさが癖になる。 「ラムタジンピザ」はザルーク（Zaalouk）と呼ばれる、茄子をトマトソースで煮込むモロッコ風サラダをピザにアレンジしたもの。モッツァレラチーズとの相性が抜群で、さっぱりと食べられる。 「あまり馴染みのないモロッコ料理。もっと多くの人に食べてほしいです」と思いを語るスティーブンさん。カジュアルなモロッコ料理を、次の食事選びの選択肢に入れてみてほしい。

Promotion / プロモーション

本誌掲示で、食事の会計から10％OFF（ドリンクは除く）。さらに、4人で来店するとハウスワインのボトルが1本無料となる。2020年5月31日（日）まで

カサブランカレストラウンジ・アンド・バー Casablanca Restolounge’n Bar 住：54 Le Thanh Ton St., Dist. 1 電：(028) 3636 4065 営：11:00～24:00 (L.O)：【食事】22:45、【ドリンク】24:00 FB:@casablancarestauranthcmc Intergam: @casablanca_saigon https://casablancasaigon.com