
「両手の間に挟んだら、擦り合わせるように回転させて飛ばすんだよ」
ストリートチルドレン友の会(FFSC)のビンチュウ(Binh Trieu)センターの教室から聞こえてくるのは、竹とんぼの飛ばし方を教えるやり取りだ。2017年10月30日(月)、北海道国際交流・協力総合センターの主催で北海道から研修として訪れた青年たちが、子どもたちと交流した。
昔ながらの竹とんぼのほか、赤・黄・青・白の縞模様の紙風船、華やかな柄の折り紙、カラフルなドミノピースなど、ボランティアたちが持ち寄った遊び道具が教室内に散らばり、見慣れないオモチャの数々に子どもたちは興味津々だ。
頬をリスのように膨らませて紙風船に空気を送り込む女の子、ドミノピースを慎重に並べ続ける男の子、花柄の折り紙で日本人ボランティアと一緒に鶴を折る女の子たち。男の子たちは竹とんぼに飛びつき、我先にと手に取って、見よう見まねで飛ばしている。だが手を放すタイミングが難しいのか、宙を舞う前に落下してしまう。「えぇ~また上手くできなかった…」と落胆しながらも、幾度も挑戦するその表情は笑顔。失敗なんてへっちゃらだ。
「はい、片づけてくださーい」
楽しい時間はあっという間で、響いた先生の声に、名残り惜しそうに片づけをスタート。日本人メンバーたちは、思い思いに遊んでくれた子どもたちの姿にほっとしたようだ。日本のオモチャでまた遊ぼうね。
ストリートチルドレン友の会(FFSC)
住所:140/4 Vo Thi Sau St., Dist. 3, HCMC
電話:(028) 3829 6951
電子メール:ffsc.vn@gmail.com
ウェブサイト:www.ffscvn.org
この記事は、ホーチミン市で事業を営まれている、ある日本人経営者の方の善意によって企画されたものです。
このような機会を頂けたことに関し、編集部一同からの感謝の気持ちをこめて、連載させて頂きます。