
「勉強しなくていいから、夏休みが大好きー!」と、にこにこ笑顔で話すのは小学1年生のリン(Linh)ちゃん。里親制度を利用して公立学校に通う約30人が生活するビンチウ(Binh Trieu)センターは、夏休みに入ったばかりだが、7月からは夏休み講習が始まるので思いっきり遊べるのは6月だけ。ギターや太鼓などの楽器でセッションを楽しんだり、ベトナムの昔ながらのボードゲーム「コーオークアン/Co O Quan」に白熱したりと、思い思いの楽しい時間を過ごす子どもたち。テンションが最高潮に上がった元気いっぱいの笑い声がセンターに響き渡っていた。
旧正月と夏休みは、子どもたちにとって故郷に戻れる貴重な機会でもある。今回、実家に帰省できた子どもは10人ほど。普段は電話などで連絡を取り合っている両親や親戚がセンターに迎えにきてくれると、久々の再会にとてもうれしそうな表情を浮かべていたそうで、10日間ドンナイ(Dong Nai)省にある実家で過ごしたチャー・ミー(Tra My)ちゃんは「家族と遊びに行ってすごく楽しかったです!」と教えてくれた。一方、家庭の事情で故郷に戻れずに夏休みもセンターで過ごす子どももいるが、お母さん的存在のシスターを筆頭に4歳から中学生までが集まるこの場所は、まるで大家族。ときには兄弟のようにけんかをしながらも、楽しそうに遊んでいる姿が印象的だった。
ストリートチルドレン友の会(FFSC)
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この記事は、ホーチミン市で事業を営まれている、ある日本人経営者の方の善意によって企画されたものです。
このような機会を頂けたことに関し、編集部一同からの感謝の気持ちをこめて、連載させて頂きます。