
夏休み中のビンチエウ(Binh Trieu)能力開発センターを訪れると、子どもたち数人がテーブルを囲んで手紙を書いているところだった。まだ会ったことがない日本やイギリス、オーストラリアにいるお父さんとお母さんに、学校での様子や感謝の気持ちを書いて送るそうだ。
FFSC(ストリートチルドレン友の会)が運営する同センターは、両親がいない、または何らかの理由で一緒に暮らせない、生活が困窮しているなど、厳しい家庭環境にある子どもを受け入れている施設だ。地域のソーシャルワーカーから紹介を受けた子どもの里親を募り、センターで暮らしながら公立学校に通えるように支援しつつ、就学時期や出生届けの問題で公立学校に入れない子ども向けの無料授業も開講している。
みんなの母親的存在のシスターは、里親制度や無料授業を利用して学校で学べるようになった子どもや両親について目を細めながらこう語る。
「勉強よりも友達と遊ぶことが楽しいようですが(笑)、毎日元気いっぱいで何よりです。途中で勉強をやめてしまう子もいますが、あきらめずに中学校卒業程度の学力を身につけてほしい。無料授業に通う生徒の両親は、子どもが読み書きを覚え、将来の可能性が広がることを大変喜んでくれています」。FFSCでは、使わなくなった洋服や文房具の寄付を随時受付中。また、週末に生徒たちと遊んでくれる人も大歓迎なので、ボランティア活動に興味がある人は気軽に連絡を。
ストリートチルドレン友の会(FFSC)
住所:140/4 Vo Thi Sau St., Dist. 3, HCMC
電話:(08) 3829 6951
電子メール:ffsc.vn@gmail.com
ウェブサイト:www.ffscvn.org
この記事は、ホーチミン市で事業を営まれている、ある日本人経営者の方の善意によって企画されたものです。
このような機会を頂けたことに関し、編集部一同からの感謝の気持ちをこめて、連載させて頂きます。