「母から習った機織りが、私のすべて。」
「お母さんが教えてくれたから、大好きです」とは、街の中心部から車で15分程の場所にある、織物で有名なバーンサーンコーン(Ban Xangkong)村で働くレー(Lae)さん。弱冠20歳という若さにもかかわらず、機織り歴9年のベテランだ。彼女は16歳で結婚し、夫の仕事の関係でルアンパバーンへ移住した。そんな彼女にとって、この土地は大好きな機織りに没頭できる幸せな場所。布が美しく織れた喜びは、ひとしおという。
緻密で美しいラオスの織物が人気なのは、母から子へ代々引き継がれる高度な技術だけではない。彼女のように純粋な喜びや幸せが布に紡がれ、その布を手に取る人々に、織り手の思いが伝わるせいなのかもしれない。
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(写真中央左)
「透かしに花など入れるようになったのはここ最近」と、タイ人に紙すきの技術を教えたりもするというピア(Pia)さん。彼女の工房は機織りと同じ村にある。
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(写真中央右)
地酒「ラオラーオ/Lao Lao」をつくるバーンサーンハイ(Ban Xang Hai)村の人々。蒸したもち米を、メコン河の水で洗い、発酵させる。
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(写真下)
ルアンパバーンの名物麺「カオソーイ/Cao Soy」は、7:00〜12:00の限定販売。麺は、きし麺のように平らで味噌風味。1杯1万Kip(120円)。
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