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南部を代表する魚と言えば、雷魚。水が満ちる時間を狙って川岸にカゴを仕掛け、後はしばらく待つだけという、簡単に捕れる食材だ。 泥臭さに敬遠する人も多い川魚だが、子どもの頃から食べ慣れてきたベトナム人にとって、その独特の風味はまさに「ふるさとの味」。逆に海の魚は「ヘンな味がする」と言って敬遠するほどなのだ。年間通して食べられるが、雨が多く川の水かさが増す7〜8月に、丸々と脂が乗った雷魚が期待できる。焼いても蒸しても煮てもいい、オールラウンドなおいしさを、メコンという絶好のロケーションでぜひ試してみて。 <カントーまるかじり>
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左下)ウナギとバナナの花のサラダ [Goi Luon] 4万ドン(約290円)、右下)ウナギ鍋タマリンドスープ仕立て」 [Lau Chua Luon] 8万ドン(約590円) | |
日本の「鰻」から連想される繊細さはベトナムウナギには皆無。日本にもたくさん輸出されているが、ベトナムで食されるウナギは育ちすぎ?というくらい大きく太く、食べ方もぶつ切りまたは丸ごとというダイナミックな食材だ。
しかし身が柔らかく淡白で、さらに栄養豊富なのはご存知の通り。さまざまなタレと相性がよく、揚げる、焼く、鍋ものなど調理法も幅広い。暑くて体がだるくなりがちな季節に必要なビタミンB1、B2が多く、さらに骨ごと食べられるのでミネラルも豊富。根強いウナギファンがいるのもうなずける。
スケッチトラベルで行く!
メコンの風に吹かれて ヴィクトリア・カントー1泊2日の旅
(2006年2月号 | 2006年2月8日 水曜日 11:16 JST更新)
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