<ダラット花めぐり>
Travel Information
ダラットマップ
ダラット中心部
【概要】
「ダラット」とは少数民族コホ族の言葉で、「ダ」は「水の源、谷」、「ラット」はランビアン(Lang Bian)山のふもとに住む「ラット族」を指す。この地は、フランス植民地時代の1893年、ベトナム中南部ニャチャン(Nha Trang)のパスツール(Pasteur)研究所に勤めるフランス人のイェルシン(Alexandre Yersin)博士により発見された。当初はランビアン山のふもとにあるダンキア(Dankia)湖のほとりに町が建設される予定だったが、市長が代わったことにより、1905年、カムリー(Cam Ly)川沿
いの現在の場所で本格的な町づくりが始まった。
この地を避暑地として開発するには、まず湖が必要だと考えられ、カムリー川を堰き止めて作られた人工湖がスアンフーン(Xuan Huong)湖だ。1915年には自動車の通れる道路が開通し、町は次第に発展していく。多くのヴィラが建設されるようになったのもこの頃からで、当時フランス本国で流行の建築デザインで建てられた。
【気候】
乾季(12月〜4月)と雨季(5月〜11月)に大別される。1年を通して平均気温が18度前後という、快適で過ごしやすい気候が特徴。そのため、花以外に、野菜や果物の栽培もさかん。
【旅のメモ】
雪が降ることはないが、夜はかなり寒く、特に12月〜1月は気温が8度ほどにまで下がることもある。長袖の服やジャケットなど、暖かい服装の準備をお忘れなく。もちろん、町中でセーターやマフラー、手袋などを買うこともできる。 |