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↑日本橋とも呼ばれる来遠橋。ホイアンの町のシンボルにもなっている |
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ホイアンの魅力は今もそこに人々の生活が息づいていることだ |
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海のシルクロードの拠点として栄えた港町。当時の面影を残す路地裏には、歴史の香りが漂う
多くの人が口を揃えて言うように、ホイアンは町の雰囲気そのものが一番の魅力。観光チケットで指定されている伝統家屋や博物館を訪れるだけではなく、名もない路地に迷い込んでタイムスリップような気分を味わってみたい。
町歩きは、ホイアンの象徴にもなっている来遠橋から始めてみよう。この橋の外側には、200年前に建てられたという伝統家屋・フーンフンPhung Hungの家がある。ベトナム、中国、日本と3つの様式が混交された建物。その向かいにあるサンヒエンも伝統家屋で、ここはホテルにもなっている。
フーンフンの家から来遠橋を渡って旧市街の中心部に入る。まずはチャンフーTran Phu通りを歩いてみよう。サーフィン文化博物館、海のシルクロード博物館(貿易陶磁博物館)、福建会館、ホイアン歴史文化博物館などがある。雰囲気がにぎやかになって来たら、そこはホイアン市場だ。市場の手前を右に曲がり川の方に向かって歩いて数分、右手にグエンタイホック通りが始まる。この通りにも見所が多い。伝統音楽や手工芸のワークショップ、夜には伝統音楽が聴けるホイアンシアターなどがあるほか、レストランやカフェも多い。左手に川が見えてくると、町歩きの出発点、来遠橋はもうすぐ。
チャンフー通りを東に歩き、グエンタイホックを西に戻るこのコース。単純に距離だけを計算すれば、わずか1キロほど。でも、このコースを歩くだけで1日たっぷり楽しむこともできる。
世界遺産登録年:1999年
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<特集>ホイアンと共に生きる
(2005年3月29日 火曜日 10:40更新) |