世界のセレブが愛した
格式と伝統
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当初はグランドホテル・メトロポール・パレスといい、湿地帯であった場所にフランス人資産家Ducamp(デュシャン)が50万フランを投じ建設。シンガポールのラッフルズホテルを意識して建てられ、インドシナ最大の規模を誇っていたという。 |
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オペラ座からHoan Kiem(ホアンキエム)湖へ向かうその途中、瀟洒な白亜の建物に出会う。それがベトナムでも指折りの高級ホテル、ソフィテルメトロポールハノイホテルだ。
1901年完成と、歴史的建築としての価値も高く、特に正面入り口から続く階段は、100年以上前のオリジナル。その他にも木の手すりに黒光りするフロア、上部に広がる吹き抜けなど、当時の面影をしのぶ見所が随所に残っている。長い歴史の中、度重なる修復・増築を繰り返しているにもかかわらず、今もなおフレンチ・コロニアルの趣は変わらず。チャップリンのハネムーンからジェーン・フォンダの反戦スピーチまで、様々な歴史を見てきたこのホテルは、これからも、更なる時を積み重ねるに違いない。
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