街の風景
「まとまりがない」がコンセプト?
やっぱりインパクトで勝負!
コレというものではないけれど、街の中には製作者のセンスが見え隠れするデザインがいっぱい。お店の門構えだって、粋なものが溢れています。とある日本食料理店では、日・英・越の文字をコラージュした入り口が(写真1)。写真2のデパートでは、どうみても瞳ぱっちりの仏像にしか見えないスフィンクスが鎮座していたり。また仏像といえば、お寺の入り口に、ベトナムならでは、派手な仏像が並んでいることもしばしば。社(やしろ)が路地の奥にあること示す門の上部にズラリとならぶ、極彩色の仏たち(写真3)。信じるものは救われる。どこまで自分の信心を保てるか、奇抜な格好で試練を与えてくれているのかもしれません。
(写真1)
「昼ご飯」、「コーヒー」、「刺身」などなど、日本を感じる単語がズラリと並ぶスタイリッシュな入り口。「Take Away」が「持って帰ります」となっていますが、その辺はご愛嬌。
(2)
顔は人間、体はライオンのスフィンクス。でも結構ふくよかです。
(3)
通常、夜間になると電飾でピカピカ光る仏様。ご利益もきっと大盤振る舞いしてくれるはず。
(4)
これもある意味アーティスティック?街の電信柱には、日本ではありえないほどの電線が絡まりあっているのが普通。電気工事を行う人々は、果たして線を見分けられるのか、聞くのが怖い質問です…。 |