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Chom Chom/Rambutan
学名/Nephelium Lappaceum(ムクロジ科)
市場価格/4000ドン(約30円)/kg
真っ赤な果実からニョキニョキと生えた毛のようなものが、何やら怪しげなランブータン。だけど、その実は大粒のブドウのようで、甘酸っぱくクセのない爽やかな味が特徴。6〜9月頃がシーズンで、町の通りでは、このランブータンを山積みにした物売りのおばちゃんたちをよく見かける。因みに原産はマレー半島。マレー語でランブート(rambut)は髪の毛を意味し、アン(an)は接尾語で「〜もの」の意味。つまり「毛の生えた物」というそのままの名前。 |
Mit/Jack Fruit
学名 /Artocarpus Heterophyllus(クワ科)
市場価格 /1万5000ドン(約105円)/kg
中には50kg以上のものあると言われる世界最大のフルーツ。黄緑色の殻の中には、更に細かく種を中に包む黄色い実がぎっしりと詰まっている。ドリアンと同じく、独特の少し腐ったような甘い香りがするので、好き嫌いが分かれやすいが、一度ハマルとやみつき。街中でも時折ジャックフルーツの木が生えていて、その巨大な実をダランとタレ下げているのが可愛いらしい。 |
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Dua/Pineapple
学名 /Ananas Comosus(パイナップル科)
市場価格 /4000ドン(約30円)/個
南部では「Thom」と呼ばれるパイナップル。そのまま食べたり、料理に使ったりする、庶民にとって親しみ深い果物だ。しかも、どれをとっても外れなし! 甘くて、程よく酸っぱくて、まさに南国ここにあり、な雰囲気を満喫させてくれるのだ。更にベトナム国中、ほとんどの所で獲れるので値段もお手頃、特に南部のティエンザン省産のBen Lucという銘柄がベトナム人の間でも評判の一品。
★まめコラム★
パイナップルを買うときに、すぐ食べられるように皮をむいてもらうことができる。注目はそのむき方! 一通りの皮をむいた後、硬い芽の部分をらせん状に切っていくのだ。それはまるで、パイナップルの上にできた美しい溝のアート。それを包丁一本でやってのけてしまうのだから、ベトナム人の器用さには完敗です。 |