Nhan/Longan
学名 /Dimocarpus Longan(ムクロジ科)
市場価格 /2万ドン(約140円)/kg
日本では「竜眼」との名がつけられているこのフルーツ。薄茶色をした丸いその殻の中には、半透明の白い果肉が入っている。食べるところ自体はさほど多くはないけれど、その味はクセがあまりなく、ほのかに香る木の匂いが食欲を誘ってくれる。中国の南部から東南アジアへかけてが原産地とされていて、ベトナムでは、北部の方が栽培が盛んで、質も良いとされている。 |
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Mang Cau Xiem/Soursop
学名 /Annona Muricata(バンレイシ科)
市場価格 /1万5000ドン(約105円)/kg
Mang Cau Taと近い品種でありながら、外見は全く別物。日本では「トゲバンレイシ」と呼ばれるもので、外側が黒ずみ、崩れそうなくらいに柔らかくなった頃が食べごろ。ヨーグルトのような酸味を持ち、シェイクにして飲むのがポピュラーだ。 |
Sau Rieng/Durian
学名 /Durio Zibethinus(パンヤ科)
市場価格 /3万ドン(約210円)/kg
「果物の王様」、ドリアン。ある人は芳しい、ある人は腐っていると称する、例えようのない独特&強烈な匂いが特徴の果物だ。手で持つのが痛いほどの鋭いトゲを持つ外皮の中には、黄色いクリーム状の濃厚な果肉が5つほど入っていて、その食感は練ったさつまいも、という感じ。好きな人とキライな人、味の好みは別として、とにかくそのインパクトは間違いなくNo.1。旬は7月、ドリアン味のアイスやお菓子も結構売られているので、まずはそれから試してみるのも良いかも。
まめコラム
その濃厚な味からも想像できる通り、ドリアンの栄養価は果物の中でもかなり高い。しかも、身体を暖め、心臓の活動を活発にさせる強精成分を持っており、更にアルコールと合わさると過度に発酵が進み、時には死に至ることもあるとか。ただでさえ心臓への負荷が強いお酒との組み合わせにはご注意を。 |
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