Xa Bo Che/Sapodilla
学名 /Achras Sapota(アカテツ科)
市場価格 /1万ドン(約70円)/kg
北部では「Hong Xiem(外来の柿という意)」と、南北それぞれに違う呼ばれ方をするサポディラ。寒さに弱い果物なので、南部を中心に栽培されている。見た目はちょっと地味だけど、ザラっとした食感の中に、シロップのような濃厚な甘さを持つ熱帯アメリカ原産のフルーツだ。そのまま食べてもよいけれど、ヨーグルトなどと合わせると更に美味。 |
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Du Du/Papaya
学名 /Carica Papaya(パパイヤ科)
市場価格 /5000ドン(約35円)/kg
豊富なビタミンA、Cのほか、消化を助ける「パパイン酵素」で有名なパパイヤ。なんとなく小さなものを想像しがちだけれど、直径30センチくらいにまでなる、じつは大きい果物。実は黄色と赤色の2種類があり、赤い(Du Du Tiaと呼ばれる)ものの方が甘味も強く美味。そのまま食べるのも良し、シェイクにして飲むのも良し。またマンゴー同様、まだ青いうちに収穫したものも、野菜としてサラダにしたり、調理したりするのだ。 |
Dua Hau/Water Melon
学名 /Citrullus lanatus(ウリ科)
市場価格 /7000ドン(約50円)/kg
日本でもお馴染みのスイカ。でもベトナムのスイカは通常細長いものが主流。ただ、中は真っ赤で種ありと、極々普通(若干黄色のものもある)。また、頂く際は唐辛子をまぜた塩につけてどうぞ。べトナムでは中部のクアンナム省や南部のティエンザン省で獲れるものが高級品とされている。
★まめコラム★
赤は幸せを呼ぶ良い色として考えているベトナムでは、正月であるテトに、スイカは欠かせない。正月前には、大吉の御札が貼られたスイカが町のあちらこちらで山積みとなり、それを家に飾るために、大勢の人々がスイカ屋の前で良いスイカを吟味するのだ。中が赤くて甘いほど、その年がよくなると言われている。ちなみに、この時登場するスイカは、日本と同じ丸い形。 |
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