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日本のODA、2009年度第1期について書簡を交換 |
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ヴォ・ホン・フック(Vo Hong Phuc)計画投資大臣と在ベトナム坂場三男日本大使は2009年10月26日、2009年度第1期の優遇融資648億9100万円に関する書簡を交わした。この支援金は、▽カントー(Can Tho)橋接続道路(国道1号線バイパス建設)、▽タイビン(Thai Binh)1火力発電所および送電線建設、▽小規模インフラ開発、▽省エネルギー・再生可能エネルギー促進計画、▽中小企業支援(第3期)の5件に使用される。 ほか日本政府は550億円の緊急融資、貧困削減支援も約束している。 |
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ホーチミン市にトラム、年内着工 |
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フーミー(Phu My)橋BOT社によると、ホーチミン市初の路面電車(トラムウェイ)を2009年内に着工する。長さ12.5km、トゥーティエム(Thu Thiem)フェリー乗り場から東西道路沿いを走り、ミエンタイ(Mien Tay)バスターミナルが終点。市内1区、5区、6区、11区を通過する。
建設総工費は2億5000万US$で、同社がBOT(建設・運営・移転)方式で実施する。運転開始は2011年、運行間隔は3〜5分となる予定。これは2020年までの市交通開発計画に沿ったトラムウェイ3路線のひとつとなる。 |
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外国銀行、強い成長はまだも安定 |
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2009年9月までに、ベトナムでは100%外資銀行が5行、外国銀行支店が38店、外国銀行系の金融会社4社、ファイナンスリース会社4社、外国パートナーとの合弁銀行5行などが活動している。これらは、ベトナムにおける金融機関全体の資産の10.9%、自己資本の11.8%、預金および融資資本の8%、貸出残高の9.3%を占め、また商業銀行各行の課税前所得の約34.5%を占める。 |
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株長者、トップ10で1340億円 |
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あるメディア統計によると、この経済危機の状況下で、多くの企業経営者が自身の持ち株を増やしている。各上場企業の株式5%以上の株を所有する人は4600人で、その総額は2009年8月31日の株価で46兆VND(約2290億円)、ホーチミン市とハノイ市の両証券取引所の時価総額の8%に相当。また、この4600人のうち上位10人が株価の59%相当、27兆VND(約1340億円)を保有している。
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不動産は直接取引が一般的 |
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現在の規定では、不動産事業組織等の不動産商品の売買には不動産取引業者を介さなければならないが、一般人の取引は強制されていない。取引業者を介することを奨励する政策もなく、業者を介する割合は全体の20%程度に過ぎない。 |
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労働輸出、年初からの合計5万人超 |
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2009年9月の労働輸出実績は約7000人。台湾への送り出しが最も多く2218人、リビア637人、日本630人、アラブ首長国連邦(UAE)349人、韓国212人など。年初からの累計では5万2210人。なおベトナムは過去17年間で日本に3万人を超える研修生を送り出しており、2008年は5000人を超えた。 |
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ハノイ、11階以上の消火活動困難 |
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ハノイ市公安消防警察室によると、現在の装備で消防隊が良好な消火活動ができるのは10階以下、救助活動では4階以下の建物となる。一方、ハノイ市内には10階以上のビルが274棟ある。
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2011年からバイクの排ガス検査 |
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登録検査局がまとめた大都市におけるバイクの排ガス検査提案の草案によると、2011年から使用年数が10年以上、2012年には同7年以上のバイクについて排ガス検査を実施する。2013年には、3年以上の車両に年1回の定期検査を導入する。 |
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「金のカエル」行員のカンパで購入? |
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ベトナム投資開発銀行労組は1万3000人の従業員に1人25万VND(約1240円)の拠出を呼びかけ。計32億5000万VND(約1620万円)になるが、これは新社屋に飾る「金のカエル」を購入する費用だそう。
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川に流された「牛」だけを救助、子ども2人死亡で3年の禁固 |
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カインホア(Khanh Hoa)省で、牛を救助して人を溺死させたチン(Huynh Van Minh Chinh)被告に、3年の禁固および遺族への賠償金1億2000万VND(約60万円)の判決。チンは砂を採取する牛車に8歳の子ども2人を乗せていたが、川岸で牛と子どもが流された際、先に牛の救助に向かった。姿を消した子どもの遺体は翌日発見された。 |