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ズン首相が訪日 麻生首相と協力強化で一致 |
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グエン・タン・ズン(Nguyen Tan Dung)首相は2009年5月22日、東京で麻生首相と会談し、政治、経済、文化など多方面で両国の友好関係が進展していることを確認、地域および世界の平和、安定、発展に利益となり、両国の政府や国民の希望、利益に即した両国関係の発展を継続することで一致した。
ズン首相は、日本政府に引き続きベトナムへの政府開発援助(ODA)を優先し、また増額することを提案。同時にベトナムが日本のODA融資を重視し効果的に展開していることを認め、引き続き日本側と日越汚職防止合同委員会の報告にある汚職防止対策を厳格に実施していくとした。
麻生首相は、日本の国会が日越経済連携協定(EPA)の採択について審議を始めたこと、またアジア各国が世界金融危機によって受ける影響の緩和を目的に日本政府が支援を決定した緊急支援金については、その一部をベトナムが使用することに関して、ベトナムの提案を積極的に検討することを伝えた。
両国は、日本がベトナムを市場経済国であると認定するために、ベトナムの市場経済機構について対話、情報交換するフォーラムを設立することで一致した。また、ホイアン(Hoi An)での「日本祭り」やカントー(Can Tho)での「日本・メコン文化観光交流デー」など日メコン交流年2009関連の行事でも協力する。 |
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経済成長予測、楽観シナリオで5.5% |
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中央経済管理研究院(CIEM)は2009年5月、2008年のベトナム経済定期報告書を公表。あわせて2009年の予想も示されており、楽観的な予想として、国内総生産(GDP)成長率が5.56%、インフレ率が8.9%、基本的な予想としてGDP成長率4.69%、インフレ率9.4%、悲観的な予想としてGDP成長率3.39%、インフレ率8.2%となっている。いずれの場合もインフレ率が10%に近いことについて、景気対策でインフレ圧力が高まるためとしている。
CIEM院長は、楽観予想のように動く可能性が高いとし、またベトナム経済は回復傾向にあり、ベトナムの景気悪化が主に、金融危機でなく市場の縮小によるものであることから、ベトナムは米国やEUよりも先に危機を脱け出す国のひとつになるとしている。 |
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国営商銀、外貨の融資金利を3%内に抑制 |
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国家銀行は2009年5月29日ハノイで、2009年下半期の銀行任務に関する会議を開催。国営商業銀行各行およびベトコムバンク(Vietcombank)は、外貨建て金利の引き下げ調整を提案、ドル建ての預金金利は年1.5%以内、融資金利は3%以内とし、これを6月1日から実施することで一致した。
また計画では、国家銀行監査部は6月はじめから、企業が外貨を抱え商業銀行に売却しない、国内通貨建ての融資を受けるために外貨を担保にする行為など、銀行における外貨取引活動の検査を強化していく。
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HIV感染率ホーチミン市は全国4位、 「うつせばリスク軽減」の迷信も |
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ホーチミン市エイズ(AIDS)防止委員会によると、同市では2008年、新たに5451人がHIVに感染、また3307人がエイズを発症したことが確認された。
HIV感染者の90%は20〜39歳の労働年齢層で、麻薬常習者と売春婦の2グループが主。市内の全区・町などでHIV感染者が見られ、同委員会の試算では、10万人に対し541人のHIV感染者がおり、この割合は全国4位の高さだ。
なお10区健康相談室によると、一部の売春婦の間では、「HIVに感染しても、他人にうつせば自分の感染レベルは低くなり、うつせばうつすほど早く治る」という迷信が広がっているという。
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運転免許、外国人は英語で学科? |
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ホーチミン市交通運輸局は交通運輸省に対し、英語などでの外国人向けの運転免許の学科試験を導入することを提案した。 |
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新国際空港は2012年に施工予定 |
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ドンナイ(Dong Nai)省に建設予定のロンタン(Long Thanh)国際空港は、2012年第3四半期に建設が始まる予定。 |
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盗難の多いサイドミラーを守るには |
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車のサイドミラーに、触れると痒くなる植物を塗る、刃物を仕込むなど「防犯対策」をとる人がいる。 |
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