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緑深く、街中にも関わらず静寂に満ちたハノイ城跡地。元来、ハノイ城の総敷地面積は140ヘクタールと広大で、今回一般公開されたのは、かつて皇帝たちが居を構えた「敬天殿」の跡地周辺の5ヘクタール。城全体から考えればわずかの範囲ではあるけれど、城の最も重要な部分で、見どころはもりだくさんだ。
[教授お勧め見学コース] まずはNguyen Tri Phuong(グエン・チ・フォン)通り、またはホアン・ジュウ通りに面した黄色い中国風の門から中に入ろう。 (写真右)グエン・チ・フォン通りの門
[教授お勧め見学コース] 門をくぐり、まっすぐ進んだ所にある階段は、1467年に造られ、一枚の大きな岩から彫られた龍が飾られている。龍は全部で4匹。しかし、両端のものはイメージで、雲のデザインが龍の形に彫りあげられている。この階段を境にして、皇帝と一般市民が隔てられていたとか。
[教授お勧め見学コース] 龍の階段正面に広がるスペースは、もとは大きな広場になっていた。皇帝のためのお祭りや、科挙(官吏登用試験)の合格者と王との面会場所に使われていたという。
[教授お勧め見学コース] 龍の階段を上ったところが、皇帝が居を構えた場所。昔は小高い丘になっており、「龍の丘」と呼ばれていた。ちなみにベトナム最初の長期王朝を築いたリー・タイ・トー帝が、ホアルーからハノイへ遷都を行った際、1匹の黄金の龍が現れたことから、都を昇龍(タンロン)と命名した。息子である2代皇帝リー・タイ・トンの時代には、すでに城は崩れ去っていたが、彼もまたこの丘で黄金の龍を見て、「龍はまだここに住んでいる!天下を治めるにはここしかない!」と再び城を築いたと言われている。
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(2005年4月8日 金曜日 10:28更新) |
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