「ダーシー村での包丁作り教室／Da Sy Village’s Knife-Making Class」

「刀鍛冶の里」でマイ包丁を鍛える

外国人だけでなく、伝統工芸に興味をもつベトナム人の若者も多い

古き村の職人と出会い
伝統の匠の技に触れるハノイ中心部から約10kmの場所にあるダーシー（Da Sy）村は、13世紀から続く刀鍛冶やハサミ作りなどの伝統で知られる。この村にあるホアントゥン（Hoang Tung）鍛冶工房では、2022年から包丁作り体験教室を開始。指導するのは、40年以上の職人歴があり、ドイツのナイフブランドとのコラボレーション経験などをもつトゥンさん。また、日系企業で管理職経験がある娘のフオン（Phuong）さんがこの教室を運営している。英語対応が可能で、外国人にも人気だ。

参加者には手袋と保護メガネが支給され、職人が直接指導を行う

炉の灼熱を感じ
魂を込めて包丁を鍛えるワークショップは2～3時間。まず、参加者は村の歴史や包丁作りの材料について学ぶ。その後、用意されたサンプルの中から自分の好みに合った包丁を選ぶ。

実際の作業では、職人が一人ひとりに手取り足取り指導し、鉄を叩いて刃を鍛え、炉に入れ、磨き、柄を取り付けるなどすべての工程をじっくり進める。終了後は、その場で作った自分の包丁を持ち帰ることができる。教室への送迎は無いが、配車アプリなどを使ってアクセスできる。

Promotion

2025年2月中に4人以上で参加を申し込むと、受講料が10%割引となる