2024.07.09
• ベトナムふしぎ発見! •ベトナム中年男性に人気! 実用性が高い「ムーコーイ」の魅力

戦争時代に兵士たちを守る
ベトナム人民軍の帽子
濃い緑色をしたベトナム人民軍のサンヘルメット「ムーコーイ/Mũ Cối」は、抗仏(インドシナ)戦争(1946~1954年)で初めて登場したとされる。竹編み帽子をパラシュート生地で包み、五芒星バッジがつけられた。
戦後は軽くて丈夫なパルプ製となり、カーキ生地と革ひもを使用。抗米(ベトナム)戦争(1955~1975年)時は、雨の日に砲撃手が迫撃砲(スンコーイ/Súng Cối)の銃口を帽子で覆うことが話題となり、「ムーコーイ(砲帽子)」の名が付いた。頭を守る、水をすくう、森でのカムフラージュなど多くの場面で使われ、兵士の必需品だった。
戦後は軽くて丈夫なパルプ製となり、カーキ生地と革ひもを使用。抗米(ベトナム)戦争(1955~1975年)時は、雨の日に砲撃手が迫撃砲(スンコーイ/Súng Cối)の銃口を帽子で覆うことが話題となり、「ムーコーイ(砲帽子)」の名が付いた。頭を守る、水をすくう、森でのカムフラージュなど多くの場面で使われ、兵士の必需品だった。
今の時代にも愛用される
ベトナムらしさの象徴
ベトナム統一後から現在までも、五芒星なしの国民用バージョンが売られている。素材や厚みにより1個3万VND~。抗仏・抗米戦争中に祖父や父が愛用していた姿を見てきた世代は、大人になると自分もムーコーイを被るようになる。丈夫で頭を締め付けず、通気性がよいなど、その実用性の高さからとくに中年男性に人気なのだ。
さらにムーコーイは、ハニカムメッシュのサンダル(Dép Tổ Ong)などと並んで、お土産のTシャツなどにプリントされるベトナムらしさの象徴にもなった。若者は日常的には使わないが、海外旅行先ではムーコーイを被り、映えスポットで写真を撮ってSNSに投稿するのがトレンドになっている。
さらにムーコーイは、ハニカムメッシュのサンダル(Dép Tổ Ong)などと並んで、お土産のTシャツなどにプリントされるベトナムらしさの象徴にもなった。若者は日常的には使わないが、海外旅行先ではムーコーイを被り、映えスポットで写真を撮ってSNSに投稿するのがトレンドになっている。