Q. 新たに商品の卸売りや小売りを行う場合、 何かライセンスを取得する必要はあるでしょうか?

Q. 新たに商品の卸売りや小売りを行う場合、 何かライセンスを取得する必要はあるでしょうか?

A. 事業登録の内容や取扱商品により、必要となります。

新しい事業を行うには
まずは事業分野の登録から

ベトナムで事業を行う上で頻繁に耳にする「ライセンス」という言葉は、多くの意味で使用されています。まず、自社の企業登録証明書(ERC)や投資登録証明書(IRC)に登録されていない新たな事業を行うには、その事業を追加する手続きが必要で、この手続きを「ライセンス取得」と呼ぶことがあります。現時点での企業登録等に商品の卸売りや小売りが含まれていなければ、追加登録する手続が必須です。

外資企業の場合は
サブライセンスが必要な場合も

外資企業の場合、事業内容によっては実際に事業を行うにあたってさらに別のライセンス(ビジネスライセンスやサブライセンスなどと呼ばれます)を取得しなければならないことがあります。

小売業は、このライセンスの取得が必要な分野の1つで、小売りする商品の種類にかかわらず、外資企業は小売ライセンスを取得しなければなりません。

また、卸売りについては、原則として卸売ライセンスは不要ですが、取り扱う商品が「油・潤滑油」の場合は、卸売ライセンスの取得が必要とされています。

ベトナムにおけるライセンス関係は複雑な場合も多いことから、小売りや卸売りに限らず、何か新しい事業を始める際は、計画の段階から専門家に相談することが必要です。

グエン・ゴック・ホン・アン
Nguyen Ngoc Hong An

ベトナム弁護士。主な専門は、海外企業のベトナム進出手続き、各種ライセンス手続き、外資企業の各種コンプライアンス、M&Aなど。

KAGAYAKI TNY LEGAL (VIETNAM) Co., Ltd.
メール:info@kt-vietnam.com
www.kt-vietnam.com

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