酸味と甘味が調和するオレンジ風味 華やかなフランベで心も踊る「ザ・リファイナリー/The Refinery」

酸味と甘味が調和するオレンジ風味 華やかなフランベで心も踊る「ザ・リファイナリー/The Refinery」
「クレープシュゼット/Crepe Suzette Flambeed Tableside」味はもちろん、席の横で行うフランベは迫力満点でSNS映え必至。18万VND(写真/The Refinery)

撮影・文/杉田憲昭(GRAFICA)

香ばしい脂身、旨味溢れるジューシーな赤身と、鴨の良さを存分に堪能できる「マグレ鴨」。42万VND

「牛頰肉の赤ワイン煮」は牛肉と赤ワインソースの濃厚な旨味が格別。36万VND

「街の中心にありながら、静寂に包まれた隠れ家で、心ゆくまで当店のサービスを楽しんで欲しい」と話すギヨーム・ビジア(Guillaume Biziere)さん

本場フランスの伝統を
心ゆくまで味わいつくす
アヘン精製工場跡地の一角にある「ザ・リファイナリー」。古き良き仏領時代の雰囲気の中、本場フランスの味が楽しめるフレンチビストロだ。ロンドンやシンガポールなど各国で長年にわたり飲食業界に身を置いてきたマネジャーのギヨームさん率いるチームが一丸となり、味やサービスなど常に改善を続ける店には、日夜多くのファンが訪れている。

おすすめは、風味豊かなオレンジ風味のコニャックを使ったフランス菓子「クレープシュゼット」。しかも焼きたてのクレープをテーブル席の目の前でフランベしてくれるので、食事の最後を華やかに締めるのに最適な一品だ。一方、自慢の料理は「マグレ鴨/Duck Magret」。上質の鴨胸肉を絶妙な火加減で丁寧に直火焼きにした一皿で、塩味を効かせた胸肉と、オレンジソースの爽やかな酸味がマッチ。ボリュームがありながらもペロリと食べられる。また、フランス伝統の味覚を存分に味わいたいなら「牛頰肉の赤ワイン煮/The Refinery Slow Cooked Beef Cheek」も外せない。低温で約12時間かけて煮込んだ牛肉は、口の中でほろりと崩れる柔らかさだ。

店には常時約50銘柄のワインも取り揃えている。多彩な美味と上質の1杯で、仏領時代を偲ばせるひと時を体感しよう。
Promotion
「スケッチを見た」と伝えて総額50万VND以上を注文し、所定のチケットにサインすると、赤ワイン1杯とパテ・ド・カンパーニュを進呈。2023年11/1(水)〜11/30(木)まで

Information

The Refinery

住所:74 Hai Ba Trung St., Dist. 1
電話: (028) 3823 0509
営業時間:10:30〜23:00
(L.O) 22:00
休日:なし
Facebook:@refinery.saigon
Instagram:@the_refinery_bistro
ウェブサイト:https://therefinerysaigon.com
関連記事
Related Articles
心落ち着く庶民的な店で大阪風油そばを堪能「きりん寺/Kirinji」
2024.05.06

心落ち着く庶民的な店で大阪風油そばを堪能「きりん寺/Kirinji」

パークハイアットサイゴン「スクエアワン」アルノー・シュトゥルンプフ氏が料理長に
2024.04.29

パークハイアットサイゴン「スクエアワン」アルノー・シュトゥルンプフ氏が料理長に

シンガポール発お茶×アートの世界「アーティスティック・ザ・サンクチュアリ/Arteastiq The Sanctuary」
2024.04.25

シンガポール発お茶×アートの世界「アーティスティック・ザ・サンクチュアリ/Arteastiq The Sanctuary」

レタントン通り路地内の立ち飲み寿司バー「スシウタゲ/Sushi UTAGE」
2024.04.25

レタントン通り路地内の立ち飲み寿司バー「スシウタゲ/Sushi UTAGE」

「ちょっとひと休み」できるカフェ「カフェモットファントゥー・茶寮さいごん/Cafe 1/4 Saryo Saigon」
2024.04.25

「ちょっとひと休み」できるカフェ「カフェモットファントゥー・茶寮さいごん/Cafe 1/4 Saryo Saigon」