【ハノイ・気になる街角あの通りてくてく近辺調査隊】
「有名な儒者の名を冠した」
フイントゥックカン
（Huynh Thuc Khang）通り

小さな路地でのシンプルな生活タインコン湖公園に隣接する道

フイン・トゥック・カン（Huynh Thuc Khang／黃叔抗、1876～1947年）は、愛国的な儒学者。1907～1908年にはベトナム中部で改革運動を主導し、ベトナム民主共和国主席代行、内務大臣（1946～1947年）を歴任した。この場所はかつてイエンラン（Yen Lang）村とタインコン（Thanh Cong）村の一部で、池と畑を埋め立てて道路が作られた。1998年1月にフイントゥックカン通りの名が付けられた。この道沿いに特に有名なランドマークはない。だが、細い路地の奥には小さな市場やアイスティー屋などがあり、内に秘められた地元のリズムが感じられる。

1_ハノイラジオテレビ局 Dai Phat Thanh Truyen Hinh Ha Noi	2_人民新聞アパートメント Tap The Bao Nhan Dan

1954年10月14日に設立。1977年10月には、北部の各省と北中部の一部で放送を開始した	道路沿いに建つ古いアパートメントのひとつ。外壁の黄色い塗装が昔ながらの雰囲気を保つ

3_経済都市新聞 Bao Kinh Te & Do Thi	4_ベトナム国立音楽歌舞劇団 Nha Hat Ca Mua Nhac Viet Nam

21番地にあり、ハノイをはじめとする全国の政治・経済・会社に関する記事を提供する	敷地内には、近代的な設備をもつ全800席以上のアウコー（Au Co）アートセンターがある

5_ハノイ市記録公文書局支局 Chi Cuc Van Thu Luu Tru Ha Noi	6_ベトナム郵政通信グループ Tap Doan Buu Chinh Vien Thong Viet Nam

市史資料として5587mに相当する41万7254件の書類を保管しており、貴重な資産と見なされる	略称VNPT。国内外への郵送ほか、データ通信、衛星放送サービスなどを提供する大企業