クメール族<br>Nguoi Khmer

©Công ty Tem Việt Nam 日常着は腰布サンポットにブラウス、祭礼では腰巻の裾を股下から通し、後ろで留めるチョンクバンを着用

クメール(Khmer)族は、主にソックチャン(Sóc Trăng)、ヴィンロン(Vĩnh Long)、チャーヴィン(Trà Vinh)、カントー(Cần Thơ)など、メコンデルタの各省に居住する。12世紀以前は、メコンデルタにおける中心的な存在だった。

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寺院では、文化活動や社会活動、および仏教やクメール語の教育を行う

人口

131万9652人(全人口の約1.4%)

言語

カンボジアの公用語であり、オーストロアジア語族のモン・クメール(Môn-Khmer)語派に属するクメール語を用いる

住居

主に内陸の平野、沿岸域、カンボジアと国境を接する南西部の山岳地帯に分布する。かつては高床式家屋に住んでいたが、現在は低床式家屋に居住する

文化

「ゴー/Ngo」と呼ばれる長さ30mの細長い船を用いる水祭りでのボートレースは、クメール族の精神文化を代表する伝統的な祭りの定番イベント

生活

オウギヤシ(トットノット/Thốt nốt)を原料とした砂糖の製造を盛んに行う。エビや、ライギョ、ナマズなど様々な魚種を使った塩辛も種類豊富

信仰

主な宗教として、民間信仰、バラモン教、小乗仏教の3つがある。月の神や畑の神を崇拝する農業の儀式なども行う

祭り

クメール正月(チョールチュナッムタメイ/Chol Chnam Thmay)や、豊作を祈願する水祭り(オックオムボック/Ok Om Bok)が代表的な年中行事