つい取り入れたくなるダークカラー/似合う人は意外と少ない!?

今回は、国籍・年齢・性別問わず人気な黒や茶などのダークなカラーが似合う人の特徴を紹介します。   一見、黒は無難な色と思われがちですが、すんなりと似合う人は意外と少ないのです。似合う人の特徴としては、まず髪色がダークブラウンや黒で、白目と黒目のコントラストがしっかりしていることが挙げられます。深くて強い印象のダークカラーが似合う人は、髪と目でも同じ印象を与えるのです。   似合う肌質にも特徴があり、日焼けしやすく、厚みのあるしっかりとした質感の人に馴染む傾向があります。2020年11月号の当コラムで解説した12シーズンで分類すると、ダークオータムやダークウィンターの人に当てはまります。秋冬の季節になると日本の店頭でよく見かける、暗くて鮮やかなディープトーンのアイテムを得意とするグループです。   イエローベースとブルーベースの性質が混在している人が多いのも特徴です。例えば、アクセサリーだと、ゴールドとシルバーのどちらも似合い、洋服の柄は大きめの花柄やペイズリー、太めのストライプ、アニマル柄など、ワイルドでかっこいいイメージのものを着こなせるタイプの人です。   ベトナムは緯度が低く、日本より鮮やかな色が映える地域なので、鮮やかな緑や赤、オレンジなどのディープトーンのアイテムに挑戦してみてください。
田岡 道子  Taoka Michiko カラースタイリスト、カラーデザイナー。カラーマイスター協会理事。DICカラー&デザイン社を経て独立。大学・専門学校等での講演、美容雑誌への寄稿多数。PPGタイランド社のオートバイ新色カラーショー、トヨタ自動車の色彩調査を担当。現在は世界各国を飛び回り活動中。著書に『COLOR OF LIFE 〜色を生活に取り入れよう〜』(税務経理協会)、『色で魅せる』(青月社)、『カラーコーディネーターになるには』(啓林書房)など。
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