【ハノイ・気になる街角あの通りてくてく近辺調査隊】
開発中の区画が多い
コーリン（Co Linh）通り

新街区として注目される広く開放的な大通り

「イオンモールロンビエン」がある通りとして、日本人やベトナム人から親しまれている通りだ。第2タンロン工業団地（TLIP2）へのアクセスがよく、近隣には日系のサービスアパートもあり、同地区に住む日本人は増加傾向にある。コーリン（Co Linh）の意味やその名称が付いた経緯は不明だが、漢字にすると「コー／Co」は「古」、「リン／Linh」は「霊」と神聖的な言葉を指す。コーリン通りのあるロンビエン（Long Bien）区は、李（Ly）朝の有名な武将である李常傑（Ly Thuong Kiet）の出身地で、一帯は地霊人傑（Dia Linh Nhan Kiet）であるとされた過去もあり、その影響があるものと考えられる。

1_イオンモールロンビエン Aeon Mall Long Bien	2_路上の飲料販売店

日系ショッピングモール。スーパーマーケットから飲食店、生活用品店まで、暮らしに必要なものがほとんど手に入る	近隣の近代的なビルとは打って変わり、飲料水などを販売する露店が並んでいる。屋根付きで涼しさが漂う

3_ノーザンダイアモンド Northern Diamond	4_ラウヴィエット Lau Viet

外観も内装もデザイン性に富んだアパートメント。館内には屋内外プールやバーベキュースペース、カフェなどがある	メニューが豊富にある鍋料理店。魚入り麺ブンカー（Bun Ca）の店「ブンランアン／Bun Lang An」も併設

5_キエウアイン Kieu Anh	6_ジ・オーセンティック The Authentic

1997年に創業した鶏肉料理の老舗。新鮮な鶏肉を使った焼きや揚げ、スープ料理などを提供。店内は清潔感がある	日系の建設会社、長谷工が手がけたサービスアパート。日本語対応が可能で、朝食では日本食が用意される