【ハノイ・気になる街角あの通りてくてく近辺調査隊】
歴史を感じられる道路
ホアンホアタム
（Hoang Hoa Tham）通り

澄んだ空気と緑に癒される散歩にぴったりな道路

ホアン・ホア･タム(Hoang Hoa Tham)は、第二次インドシナ戦争の時期に、ベトナム北部のバクザン（Bac Giang）省イエンテー（Yen The）県を中心に25年にわたって繰り広げられた、フランス政府青樹に対しての抵抗運動、イエンテー起義の指導者である。　なぜこの通りに彼の名がつけられたのかは不明。現在は観葉植物の販売店が多く集まっているため、「観葉植物の道」とも呼ばれている。週末や旧正月テト（Tet）の時期になると、観葉植物を買いに訪れる人で賑わう。その時期以外は比較的静かで、地元民の散歩の通り道として人気だ。ホーチミン廟など歴史ある建造物が周辺にあり、ハノイの昔ながらの雰囲気が感じられる。

1_観葉植物の販売店	2_木製家具の販売店

ベトナム各地から取り寄せた蘭の花やポインセチアの花、カメリア、ガーベラなどが販売されている	テーブルやクローゼット、デスク、棚などの木製家具を販売するローカル店が多く並んでいる

3_クラビットノートブック Crabit Notebuck	4_ゴールデンウェストレイク Golden West Lake

かわいらしい手帳やノート、スケッチブックなどの文房具を販売する専門店。若者に人気が高い	日本人も多く住む高級レジデンス。プールやジム、テニスコートなど、館内設備が充実している

5_路上の散髪店	6_ハノイボタニカルガーデン Vuon Bach Thao Ha Noi

歩道でヘアカットを行う男性向けの散髪店。その光景は、日本ではまず見られない。ハノイでも近年、減少傾向にある	1890年に建てられた植物公園。広い園内には熱帯地域で育つ大きな樹木が茂り、地元民がよく運動しに入っている