1度は食べてみてほしい
幸運を招くベトナムの「珍味」
ホヴィロン(Hot Vit Lon) は、孵化直前のアヒルそのままの見た目なので、外国人にとっては抵抗感のある食べ物かもしれない。しかしベトナムでは一般的で、栄養価は高く家庭料理としても親しまれている。タマリンドソース炒めやバター炒めなどさまざまな調理法があるが、中でも茹でたホヴィロンの人気が高い。香草ザウザム (Rau Ram) と一緒に食べると頭痛が和らいだり、血液量を増やしたり、ビタミンD抵抗性くる病の改善に効果があったりと健康的であるほか、ホヴィロンを食べると幸運が訪れるとも言われている。
食べる個数と食後の処理で決まる運
信じるかどうかはあなた次第
ホヴィロンのロン(Lon) にはひっくり返すという意味があるため、不運の時に食べると幸運を呼ぶと言い伝えられている。「今日は運が悪かったね(Hom Nay Xui Qua)、ホヴィロンを食べて幸運を引き寄せよう(An Hot Vit Lon De Lon Cai Xui Lai)」と言う人は多い。
運が悪い時は1、3、5個と奇数の数を、運が良い時は偶数の2、4、6個と食べるのが良いとされる。それを逆で食べてしまうと、運が悪くなってしまう。食べ終わったら、卵の殻を潰したり地面で踏みつければ、悪い運を吹き飛ばしてくれるという。
とはいえ、不運が続いている時や困難に直面した時はホヴィロンに頼らず、自分自身の力を信じて乗り超えよう。