ハノイ近郊へ大人の遠足。伝統工芸村を訪ねて

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ハノイ生活に慣れてくると、有名な観光地以外を訪れたいという人は多いでしょう。 婦人会おすすめの、ハノイ近郊の伝統工芸が有名な村まで、足を運んでみてはいかがですか。

籐と竹細工 フーヴィン村/Phu Vinh ◆ハノイ中心部から西へ約25km、車で約50分のところにある村。ベトナムの籐と竹細工の発祥の地といわれ、約300年の歴史がある。この村の住民の約9割が籐と竹細工制作に関わっているが、店よりも工房が中心で、工房では購入できない商品もあるので注意。
版画 ドンホー村/Dong Ho ◆ハノイ中心部から東へ約35km、車で約1時間のところにある村。ドンホー版画は、16~17世紀頃から始まったとの説が有力。昔は村全体がドンホー版画に関わっていたが、現在は2軒のみ。ドンホー版画文化交流センターで制作過程が見学可能。
陶磁器 バッチャン村/Bat Trang ◆ハノイ中心部から南東へ約10km、車で約25分のところにある村。バッチャン焼きの文化は15世紀頃から始まったと言われており、現在でも村全体の約9割で陶磁器づくりが行われている。人気の絵柄は、幸せを呼ぶとされる「菊の花」。
布織物 ニンヒエップ村/Ninh Hiep ◆ハノイ中心部から北東へ約15km、車で約30分のところにある村。ハノイ最大級の生地市場で、ファブリック村、ファッション村とも呼ばれている。約2kmにわたって生地やアパレル製品を扱う店が並ぶ。基本的には観光客より、業者が対象。
絹織物 ヴァンフック村/Van Phuc ◆ハノイ中心部から南西へ約10km、車で約30分のところにある村。ヴァンフック村の絹織物は100年以上の歴史がある。ゲートをくぐった先はとても綺麗に整備されており、他の伝統工芸村と比べて洗練された雰囲気が漂っている。
伝統工芸村へ行く時の注意点 ①どこもハノイから離れた郊外のため、おしゃれなレストランなど飲食店はほとんど無い。探せばローカル店が数店あるくらいなので、お昼をはさむ場合は昼食持参が好ましい。 ②とにかくトイレが無い(特にフーヴィン村)! あったとしても、とても汚いうえに有料の所もある。トイレ休憩は計画的に。 ③ハノイ中心部から10km以上離れた場所ではタクシーが捕まらないため、できれば車をチャーターした方が好ましい。 ④場所によってはかなり歩くので、真夏日は暑さ対策とこまめな水分補給が重要。 ⑤現地で英語が話せる人は少ない。基本会話のほとんどはベトナム語。
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