たべもの文学抄/米・ガオ/Gạo

餅米に赤いナンバンカラスウリの果肉を混ぜて蒸したおこわは宴会でよく食べられる

米作りの苦労の元をたどる物語

農業機械がまだなかった時代、水や肥料の調達から稲刈りまで、米作りには丁寧で繊細な作業を必要とした。だが天災が発生してしまえば、1年の苦労が水の泡となってしまう。大切な主食なのに、農作がとても 大変なのはなぜなのだろうか…。

米は元々、船のサイズだった!?

遡ること数千年前、文郎(Van Lang)王朝の時代のこと。人々は炊くと美味しくなる実がなる植物を主食として収穫していたが、天候により実らない時も多かった。王様が山頂で1日中祈ると雲から神様が現れて、「元旦の虎の刻(4~6時)までに家をきれいに掃除すると米が実るだろう」と告げた。その通りにすると、毎年、巨大な米が家まで転がって来て、人々は食べる物に困らなくなった。 ある年、怠け者の女が寝坊し、うっかり掃除を忘れてしまった。米が転がって来たとき、主人の叱責を恐れて「まだ時間ではないのに、なぜ来たの?」と米に向かって文句を言った。それを聞いた米は怒り、家から出ていってしまった。 その後、何度祈っても米は2度とやって来なかったばかりか、今の小さなサイズとなり、農作に様々な苦労がかかるようになったのだ。
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