フードポルノ? はたまた自己表現?
食事前のSNS用写真撮影

ブログ、フェイスブック、ライン、インスタグラム、etc...。とかく、SNSやその他個人が情報を発信する手段に事欠かない現代。時折、議論の的となっているのが「食事の皿を1枚1枚撮影してSNSにアップし、レポートすることの是非」についてである。
ある人曰く「すごーい。おいしそー! セレブー! 充実してて裏山死刑~」。またある人曰く、「できたての料理は、すぐに食え! 露出や絞りがどうしたとか、角度がいまいちとか言ってる間に冷めるだろーが!?」といったように、人によって受け取り方も様々ではあろうが、やっぱり日本人として尊重しなければいけないのは、「場」の雰囲気を壊さないという、「和」の精神ではないだろうか? と、ボクは思うのだ。
わいわいがやがやと楽しく騒げるような店ならば、別に何枚バシャバシャ撮影してようが、周りの誰も気にはしないだろう。だが、静謐とムードも1つの売りであるような高級店において、シズル感がどうのこうのとか、絞りでボケたのなんだのゴチャゴチャした会話や、少なくともそれに類する思考オーラがあちらのテーブルから漂ってきたような日には、「うるせえ! だまって食え! 荒巻鮭ぶつけんぞ、ゴルァ!」と怒りたくなる人がいるのも、まあ、分からないでもない。
少なくとも店側にとっては貴重な宣伝にもなっているだろうし、あまり「いい食レポ書かなきゃ!」的に必死になりすぎて本末転倒しなければ、人それぞれでいいんじゃね? 今月もガッツ!
【今月の言葉】「没落していく民族が、最初に失うものは『節度』である」 by シュティフター