ベトナム日本商工会presents／【ハノイのオフな面々】タンロン工業団地／社長／大塚雅康

完全にオンオフを切り替える。それが、休日というもの

合気道には試合がない。武道でありながら相手に勝つとか相手を倒すという目的もない。それでも忙しい合間に稽古を続ける男のオフとは。「技をかける時、かかった時、受け身も含め、きれいに決まると気持ちがいいんです」と、穏やかな口調で話をする。関節技は痛いけれど、その痛さが刺激になって身が引き締まる。「刺激がないと体がなまっていくのが分かる。それが嫌ですね」。平日に週1、2回、仕事の後にベトナム人に教えつつ、自分も体を動かしどっと汗をかく。その独特な疲労感が心地よい。とはいえ、合気道だけが理想の休日というわけではない。いわく、「休日っていうのは、オン・オフの切り替えですよね」。合気道もそれができるひとつのツールというわけだ。仕事をしているときとは、まったく違う世界を持つこと。言わば、オフとは心と体のリフレッシュなのだ。疲れたときには、何も考えずにボーッと過ごして充電することもあるし、体を動かしたり、汗をかいたり、声を出したりするのも気持ちがいい。ジョギング、囲碁、合唱など、隠れた趣味も多く、結局オフも忙しく過ごしている。

JBAVホットニュース ベトナム日本商工会生活環境部会では、2016 年11 /13（日）～11/20（日）に「日 IN 越アート展」を「国際交流基金・ベトナム日本文化交流センター」にて開催。アート作品の発表と鑑賞、芸術文化を通した在越日本人の交流が目的だ。ウェブサイト：http://jbav.vn/jp