【北部】2016年8月号 VIETNAM EVENTS

5/28 HANOI

日系企業と学生・留学生との交流会 VJCCで「ジョブフェア2016」開催

ベトナム日本人材協力センター（VJCC）ハノイにて、毎年恒例のジョブフェアが実施された。日系企業と日系企業に就職したい学生を繋ぐイベントで、８回目となる2016年は、日系企業13社と学生350名が参加し、各企業のブースで熱心に話に耳を傾ける学生の姿が見られた。また、新しい取り組みとして、企業と学生がより深く話す時間が持てるよう、個別のインタビューコーナーも活用された。参加企業からは「１日で多くの学生と接触できる貴重な機会であり、他の同様なイベントに比べて、費用対効果が高いのが助かる」との感想が聞かれた。

6/11 HANOI

ドゥオンラム村の子どもたちが 「パナソニックリスーピア」を訪問

JICA等が遺跡保存や観光開発を支援してきたハノイ近郊のドゥオンラム（Duong Lam）村。歴史的な家並みが残る同村の子どもたちが、カウザイ（Cau Giay）区にある体感型ミュージアム「パナソニックリスーピアベトナム」を訪れた。理科と数学の面白さ、不思議さを楽しく学べるリスーピアは、2016年5月にリニューアルしたばかり。参加者は日本の先進技術に興味津々の様子で、日本語専攻の学生は、「日本の高い技術を知るきっかけになりました」と感想を語った。また、併設されたパナソニックのショールームでは、おにぎり作りにも挑戦。充実の滞在となった。

6/20 HANOI

「日本生産性本部」の従業員満足度・ 職場環境改善プロジェクトが始動

中小企業の離職率が下がらず、作業の標準化が進まないことから、ASEAN諸外国と比べて生産性の低いベトナムにおいて、従業員満足度に焦点を置いた職場環境改善事業が始まった。これは、国際協力機構（JICA）草の根技術協力事業として「公益財団法人日本生産性本部」が実施するもの。2016年6月から2018年3月にかけて現地の中小企業16社の従業員満足度を調査・分析し、浮かび上がった現場の課題改善に取り組んでいく。成果発表や表彰を通じて、従業員満足度の重要性と効果的な改善策を普及させ、ベトナム産業界全体での生産性向上を目指す。