【南部】2016年5月号 VIETNAM EVENTS

3/4 HCMC

「サイボウズ・ベトナム」が移転で式典を開催 ミドルウェア「kintone」の販売を拡大

グループウェア日本最大手の「サイボウズ」が、ホーチミン市の開発拠点を移転。移転先のセンターポイント・ビルで式典が行われ、日本本社の青野慶久 社長が駆け付けた。今後は開発とともに、プログラミング不要で顧客管理などのWebデータベースやアプリを作成できる、クラウド型ミドルウェア「キントーン／kintone」の販売を拡大させる。主な導入先は日系企業で、目標は100社。すでに中国で200社程度の導入実績があり、日系オフショアのインディビジュアルシステムズが販売代理店となる。現在35人程度のスタッフを年内に約50人にする予定。

3/8 HCMC

「ベカメックス東急バス」新路線開業式典 地元の人々に愛されるバスを目指して

ビンユーン（Binh Duong）省における都市開発を展開する「ベカメックス東急」の子会社「ベカメックス東急バス」は、バスプロジェクトの一環として路線バス「カゼシャトル／KAZE SHUTTLE」を運行。旧省都のトゥーヤウモット（Thu Dau Mot）市と新都市を結ぶ2路線と新都市内を循環する3路線の計5路線を新たに開業した。発着時刻の厳守、冷房やWi-Fiを完備した快適な車両など日本クオリティのサービスを提供して既存バスのネガティブなイメージを払拭し、気軽に利用できるバスを目指す。利用客の大半を占める学生のほか、公務員の利用客も増やす予定。

3/9 HCMC

JBAHが社会貢献活動で援助物資 老人介護施設と児童養護施設で贈呈式

ホーチミン日本商工会（JBAH）がホーチミン市8区の老人介護施設ラムクアン（Lam Quang）寺で、11日にビンズオン省の児童養護施設（Que Huong Charity Center）で援助物資の贈呈式を行った。前者は「ベトちゃん・ドクちゃん」として知られるグエン・ドク（Nguyen Duc）氏が支援する施設の１つで、清潔なタオルや医薬品などの生活必需品（総額約2700USD相当）が、約350名の孤児が生活する後者には洗濯機、乾燥機、パソコン、タオルケットやお米など（総額約1万5000USD相当）を贈呈。JBAHの坂上会長や社会貢献委員会のメンバーなど約15人が訪問した。

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安心・安全な北海道産食品ブランドを発信 北海道代表企業が自社製品をアピール

北海道の商工局と日本貿易振興機構（ジェトロ／JETRO）の共催により、「ゲムセンター／GEM Center」にて北海道産食品ブランドの応援・強化イベントが開催された。ベトナムで安心・安全な食品を提供することを目的としており、北海道において優れた製造技術を持つ牛肉、菓子、ラーメン、調味料、水産物などを生産する北海道代表企業が参加。試食品も用意された同イベントでは、自社の製品を広くアピールし、多くの来場客が北海道の味わいを堪能した。ベトナム企業側からは「日本とのビジネスネットワークを広げる良い機会が持てた」という声が挙がった。

3/26 HCMC

第9回志の輔らくご IN HCMC開催 落語に「生」で触れ、味わう楽しさをともに

今年で第9回目を迎える志の輔らくご IN HCMC「芸春～笑う門には春来たる～」が「ニューワールドホテルサイゴン」で開催され、約450名の日本人在住者がつめかけた。主催は志の輔らくご in ベトナム実行委員会。「落語を“生”で味わい回を重ねていくにつれ、演者とお客の気が段々と揃ってくる。そうすると今度は、新しいことを見せてやりたいという気持ちになりますね」と志の輔師匠。枕から始まり演目「猫の皿」と「紺屋高尾」を披露したこの日、会場は笑いと感動にあふれ、落語を通じて同じ空気を作りだすという一体感で包まれていた。

3/26 HCMC

「パソナテックベトナム」が 日系企業への就職イベント開催

グローバル人材の紹介や採用コンサルティングを行う「パソナテックベトナム／Pasona Tech Vietnam」による、理系大学の新卒・既卒のベトナム人を対象にした日系企業への就職イベント「JOB博 in ホーチミン」が、「ダクストンホテルサイゴン／Duxton Hotel Saigon」で開催された。11社の日系企業が出展し、約300名が来場。オープニングセレモニーの後、企業ブースで担当者による会社説明や面談が行われたほか、ベトナムの外資系企業で働く先輩社員による講演や、面接対策セミナーも催され、大盛況のうちに幕を閉じた。