関西女子のベトナム美容ガイド／南国べっぴん塾／第11回：まつげエクステンション

まつげエクステンションは、化学繊維などから作られた人工のまつげを、専用の接着剤で固定させて、目が自然とぱっちりに見える優れもの。ベトナム語では「ノイミー／Noi Mi」と言います。こまた調査に行ったろう、とベトナム人の友人に教えてもらったお店へ。何も言わずベッド、というか汚いマットにタオルが敷かれているところに寝かされ、いきなり施術にかかる。「え、まだ何ミリにするとか、カール数とか言うてへんねんけど」「はあ？　何それ」「ここの店は何ミリの置いてんの？　太さは？」「知らん」通常、日本ではカール数があり、長さや太さも目頭、目じりで長さを変えたり、真ん中を長くしてドールタイプやらなんやら出来るんですが、そうですここはベトナム。さて、おとなしく目をつむってたら激しい痛みが。前にやったまつげエクステの残りをピンセットで、ぶちっ…。「いったいわ！　何抜いてんねん！！」「だって残ってるから」「ちゃんとした外し方あるやろが、知らんの？」「知ってるけどめんどい」その後も無理やり接着しようとし、液べったべたにつけよるから、まぶたにくっつき目が開かなくなる…。無理やり開けてもらい、断念。「日本人はすぐに痛がるからめんどいわ」その後、一悶着あったのは言うまでもなく。たまにこういう目に遭うのが、ベトナム美容の現状。ただ、日系や韓国系のサロンでは長さや太さ、カール数などが選べるところもありますので、ご安心ください。注意点としては、まつげエクステンションをしている際は、オイルクレンジングで化粧を落としてしまうと、接着剤ごととれてしまうので、クリーム、もしくはジェルタイプのものをご使用ください。