関西女子のベトナム美容ガイド／南国べっぴん塾／第8回：セルライトは自力じゃとれない？

太ってようが痩せてようが、出てくるのが「セルライト」。脂肪と老廃物の塊です。ほぼ女性のみの現象で、成人女性の8割にあるといわれてます。結論から言うと、自力じゃなおせません。 昔エステでセルライトマッサージといって、ぶちぶちつぶしていくマッサージがありましたが、むくみ、内出血を起こしてしまうなど、悪化の原因です。 国がちゃうかったらどうなんやろ、とベトナム人スタッフにセルライトを説明…。が、セルライトって言葉がない。辞書をひいても「脂肪」になる。 しゃーないんで、スタッフのからだを使いながら説明。 「（二の腕とか太ももを触って）これは脂肪！」 「（腕をぎゅっとやって）このボコボコしてんのがセルライト！」 と、パワハラとセクハラのおかげで理解してもらました。 「硬い脂肪ね！」 それはそうなんやけど、まぁええか。 ベトナムにも韓国系の美容整形サロンには、セルライトの除去メニューがあるようです。メソテラピーという、注射針で脂肪を溶解させるって方法しかないみたいですが。 セルライト用のレーザーが一番からだに負担がなく、効果がでやすいんですけどね。うちのサロンでも欲しいんやけどね、こっちで機械入れるとね、めっちゃ高いんですよね。はい、頑張ります。 予防法といたしましては、要は脂肪なんで、太らない食生活を心掛けたり、下半身にセルライトが出やすいので美容マッサージをしたり、セルライトの原因にもなるむくみ防止の靴下をはいたりと、めんどいですが毎日のケアが大切です。 半身浴も効果的ですが、海外だと浴槽のある家は少ないと思います。そこで43～45℃の熱いシャワーを10秒ほど浴び、19度くらいの冷水を10秒浴びる、これを2～3回繰り返していただくと交感神経の刺激になるので、これも効果的です。

こだま スパマネージャー。エステティシャンとして日本で４年勤務した後、 2010 年にホーチミン市に移住。ベトナムの美容事情を関西弁でゆるく紹介。