日本人のセンスが活かされた／山岳民族の伝統工芸雑貨はいかが？ チエ［山岳民族雑貨］

ベトナム北西部は、民族衣装をまとった山岳民族が多く暮らすことで知られる。彼らは何代にもわたり糸を紡ぎ、草や木の皮など自然の素材で染めあげ、機（はた）織り機を使ってひと目ひと目手織りしてきた。 だが中国製の安価なプリント生地が山岳地帯でも手に入るようになると、手織り布は衰退の道をたどり始めた。そこで観光客向けの製品を作って副収入に繋げ、伝統文化を守ろうという人びとが染織組合を結成。それらの組合の商品を扱うのがこの店だ。 国際協力機構（JICA）の地場産業振興プロジェクトや日本のNGOなどがデザイン協力しただけあり、どの商品も日本人好み。草木染めの淡い色合いも万人受けする上品さで、お土産にぴったりだ。生産者に直結する店のため、商品を購入することで山岳民族の生活を助けることにもなる。 手前のモノトーンのランチョンマット（7US$）やコースター（2US$／1枚）は、ラオ（Lao）族の織物技術を利用。奥の藍染め製品はタイ（Tay）族の手によるもの タイ族の織物をまとったウサギ（10US$）は特に人気。様々な色が揃う

Chie 住所：49 Hang Trong St., Hoan Kiem Dist. 電話：091 268 4950 / 090 212 3611 営業：10:00～19:00