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                    | 越南の香り、高原の味わいバンメトート珈琲便り
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|  |  | バンメトートに多く暮らす、少数民族・エデ(Ede)の人々。村でコーヒーなどの農作物を栽培して生活している |  |  
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                   | ここは、空気とコーヒーが美味しいんです。
 早朝6時頃、この街は目を覚まし始めます。眠い目をこすりながら、濃く淹れたコーヒーをすすりつつ外へ出ると、自然豊かな高原の地だからでしょうか、とても空気が美味しく感じられます。
 
 バイクで1時間ほど国道26号線を南東の方角へ進んでいくと、どこまでも広がるコーヒー畑にたどり着きました。ベトナムはコーヒーの生産量がブラジルに次いで世界第2位なのをご存知でしたか?そのベトナムコーヒーのふる里というのが、ここバンメトートなのです。
 
 どうしてそんなにコーヒーの栽培が盛んなのかと農家の人にうかがうと、標高およそ500mの高原であることと、平均気温が25〜28度前後という気候が、特にロブスタ種のコーヒー豆を育てるのにぴったりの環境だからだそうです。ベトナムがフランスの植民地だった19世紀頃、この地で生活していたフランス人たちが、コーヒー栽培にうってつけのそんな環境に目をつけ、ブラジルからコーヒーの木をこの地へ持ち込んだそうです。そして、ちょうど私が訪れた国道26号線沿いにコーヒーの木を植え、バンメトートの人々に栽培方法を伝えたのが、ベトナムコーヒーの始まりなのです。今でもその通りをちょっと小道に入ると、コーヒー畑が延々と連なっている風景が見られます。しんとしたコーヒー畑には蝉の鳴き声が響き渡り、辺りには数え切れないほどの小さな薄黄色の蝶々がひらひらと舞っています。蝶々は時折、真っ白なコーヒーの花に止まっては甘い蜜を吸うのです。そんな光景を眺めていたら、この辺りに暮らすエデ(Ede)族の人々が、私の目の前を足早に通り過ぎて行きました。彼らもこの地でコーヒー豆を育てながら、暮らしているのでしょうか。
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 (2009年05月号 | 2009年6月9日 火曜日   15:18 JST更新) |  |