フランスの影響を受けたベトナムの料理といえば、バゲットサンドの「バインミーケップ/Banh Mi Kep」や、ビーフシチューそっくりの「バインミーソットヴァン/Banh Mi Sot Vang」などが有名ですが、ハノイを代表する米麺料理フォー（Pho）もそうだということをご存知ですか?
フォーは、仏領時代にナムディン（Nam Dinh）省で生まれています。当時ナムディンでは繊維工業が盛んで、新たに流入した労働者やフランス人の舌に合う料理が求められていました。そこでフランスの定番家庭料理、ポトフからヒントを得てフォーが生まれた、といわれているのです。その理由として、まず牛と、直火で焼いた玉ねぎや生姜を長時間煮るという、スープを取る方法が同じ。また、「フォー」の語源もフランス語で「炎」を意味する「フー/Feu」という説が有力です。「ポトフ/Pot au Feu」と「コッフルフー/Coffre Feu」（フランス語で「炎の容器」の意味。当時の麺類の担ぎ売りが用いていた調理用火鉢のこと）のどちらから派生したかは意見の分かれるところですが。
「マトウダイのフィレ、黒米のクラスト添え/Fillet of John Dory from Cold Seas, Black Rice Crust」（22US$++）
「オーストラリア産ビーフ陰陽仕立て、東洋と西洋のはざまの2008年秋/Australian Beef in Yin Yang Style, Autumn 2008 between East and West」（26US$++）
「洞窟キノコと米粉クレープ『バインクオン』のクリームスープ、フォアグラのサテー添え/Cave Mushrooms in Cream Soup with "Banh Cuon" Rice Pancake, Foie Gras Satay」（10US$++）
ヴェルティカル Verticale
住所：19 Ngo Van So St., Hoan Kiem Dist.
電話：(04) 39446317
営業時間：11：00〜14:00 / 17:00〜22:00
※料理は季節によって変わるため、ここに紹介したメニューを用意できない場合があります
コルローズケータリング料理教室 Cooking Class at Corlou's Catering
住所：No. 64, 44 Alley, Tu Dinh St., Long Bien Dist.
電話：(04) 36756266
営業時間：5:30〜24:00
授業時間：プログラム1 / 9:00〜13:30、プログラム2&3 / 10:00〜13:00
このページを友だちに知らせる
『answerasia ベトナム版』ベトナムに関する質問をベトナム在住者やみんなで解決。
日通ペリカントラベル・ベトナム支店【クレジットカード決済】
ベトナム発カンボジア旅行・アンコール遺跡の旅【ホーチミン発・ハノイ発】