ニャチャンといえば海!海といえばマリンスポーツ!というほどに、ニャチャンの街を歩くと、いたるところにマリンスポーツのショップが見られるが、その中でも特に人気を集めているのがダイビングだ。
ニャチャンのダイビングの魅力といえば、やっぱりサンゴ。1ヶ所のダイビングポイントに、300種以上ものサンゴがあるというから驚きだ。さらに、それらのサンゴは、まだ白化現象に侵されておらず、活き活きと色鮮やか。エメラルドグリーンの海をバックに、黄色やピンクのサンゴが彩る絵に描いたような光景は、ダイバーを夢中にさせてくれる。
大型の魚は少ないものの、東シナ海からの寒流とタイランド湾からの暖流の合流地点となっているニャチャンの海には、豊富な種類の小型の熱帯魚がいっぱい。時には、東シナ海の海流に乗ってマグロやイカもやってくるとか。
ニャチャン港からボートに揺られ約1時間。それくらいの短時間でダイビングができるのも人気の理由の1つだ。朝、海に出れば半日で2回潜ることができるので、ちょっと遊びに行く、そんな感覚で気軽に海中散歩に出かけよう。
また、それほど深くない地点でも無数のサンゴが見られ、初心者向けのポイントが多いのもニャチャンのダイビングの特徴。しかし、海中の岩のトンネルをすり抜けたり、岩壁をつたって潜る、ちょっぴりスリルのある中級者向けポイントもあり、どんなレベルのダイバーも存分に楽しませてくれる。
通常、ニャチャン沖に浮かぶムン(Mun)島周辺で潜ることが多いが、北風が吹くときは島の南側、南風が吹くときには北側と、季節や風向きによって潜るポイントは変わる。海中の環境もそれぞれ異なり、ポイントによって違ったサンゴや魚に出会えるのもおもしろい。
ニャチャンのダイビングシーズンは乾季の2月〜9月。特に8月は、海も穏やかで水温は30度近くにまで上がり、透明度が30mを越すことも珍しくないという。海流が穏やかでうねりのない静かな海と、年間を通して24〜34度という温暖な気候を持つニャチャンは、まさにダイビングには絶好の環境。
陽の光が優しくゆらぎ、果てしなく広がる青い世界で、サンゴや美しい魚たちが私たちを迎えてくれる。そんなニャチャンの海で、ダイビングの魅力を存分に体感してみよう!
[ 写真紹介 ] A)岩のトンネルには大量の魚の群れが潜んでいる。キラキラと光る姿が幻想的 B)ニャチャンの海には、色鮮やかな生物がたくさん見られる。サンゴもカラフルだ C)イソギンチャクの中に身を潜めるクマノミ。驚かさないよう静かにそっと近づこう D)こんなにも間近に可愛らしい魚が寄ってくることもある E)目の前を模様も色もさまざまな魚たちが通り過ぎていく。真っ青に透き通る海に鮮やかな黄色が映える F)サンゴの周りに青く小さな魚がいっぱい!何匹いるか数えてみよう
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スケッチトラベルで行く! ニャチャンの海を満喫しよう!!
(2008年3月号 | 2008年3月17日 月曜日 11:43 JST更新)
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